(特定)保健指導のご案内
町田市成人健康診査の結果より、主にメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目し、生活習慣病の発症リスクが高いと判断された方に対して、生活習慣の改善のためのプログラムをご案内します。
(町田市で実施している保健指導は、法律上では「特定保健指導」と呼ばれています。)
保健指導とは
保健指導の対象者自身が健診結果を理解し、自らの生活習慣を振り返り、生活習慣を改善するための行動目標を設定します。そして、それを6か月間実践することで、自身の健康に関する自己管理ができるようになることを目指します。
保健指導対象者について
町田市国民健康保険に加入している40歳から74歳の方で、町田市成人健康診査を受けた方のうち、下記のステップ1からステップ3のすべての基準に該当される方が対象となります。なお、糖尿病、脂質異常または高血圧に対し、薬剤治療を行っている方は、保健指導の対象にはなりません。
保健指導の対象でない方でも「栄養相談」を受けることができます。ぜひご利用ください。
ステップ1
以下のいずれかに該当する方
- 腹囲が85センチメートル以上の男性
- 腹囲が90センチメートル以上の女性
- 上記以外でBMIが25以上の方
注記:BMIとは、体格指数のことです。体重(キログラム)÷身長(メートル)÷身長(メートル)で算出します。
ステップ2
以下のいずれかに該当する方
- 血糖が100ミリグラムパーデシリットル以上またはHbA1c(NGSP値)が5.6パーセント以上(血糖は空腹時のものを優先。やむを得ない場合は随時血糖も可。)
- 中性脂肪が150ミリグラムパーデシリットル以上またはHDLコレステロールが40ミリグラムパーデシリットル未満
- 収縮期(最高)血圧が130ミリメートルエイチジー以上または拡張期(最低)血圧が85ミリメートルエイチジー以上
ステップ3
過去に合計100本以上または6か月以上喫煙していて、最近1か月も喫煙している方
(喫煙していなくても保健指導の対象となる場合があります。詳細は、下記「保健指導チェック表」をご確認ください。)
詳細の該当基準はこちらをご確認ください。
保健指導のレベルについて
保健指導のレベルは、ステップ1からステップ3の該当項目数や年齢により「積極的支援」と「動機付け支援」に分かれます(詳細は、上記「保健指導チェック表」をご確認ください)。
サポートの頻度は動機付け支援より積極的支援の方が高くなります。
保健指導の流れ
実施事業者について
町田市では保健指導を株式会社ベネフィット・ワンに業務委託しています。
1.町田市から案内を送付
成人健康診査受診の約3か月後、町田市から対象となった方へ案内(ピンク色のA4サイズ封筒)を送付します。
案内(封筒とパンフレット)
2.利用希望日などを決める
保健指導の案内に、面談方法や個人情報の取扱い、実施日程、申込方法などを記載した書類を同封しています。
保健指導の申込書類
3.申込み
保健指導の案内に同封した申込書類をご覧いただき、実施事業者(株式会社ベネフィット・ワン)にお申込みください。なお、初回面談は案内に記載された日程以降でも毎月(一部の月を除き)実施しています。詳しくは実施事業者までお問合せください。
受付時間
平日は午前9時から午後9時まで、土曜日・日曜日・祝休日は午前9時から午後6時まで(年末年始を除く。)
電話:0800-170-0799(通話無料)
電話:089-900-9997(IP電話の方)
4.初回面談
専門職(管理栄養士)とともに、健診結果を基に自らの生活習慣を振り返り、6か月間の目標を設定します。
5.健康サポート(6か月間)
株式会社ベネフィット・ワンが、電話・メール・手紙で、6か月間目標の達成に向けてサポートします。サポートの頻度は動機付け支援より積極的支援の方が高くなります。
6.振り返り
6か月後に振り返りを行い、保健指導の支援終了後も自ら継続できるように目指します。
保健指導Q&A
保健指導は参加費用はかかるの?
無料です。
保健指導は受けた方がいいの?
保健指導の対象者になったということは、生活習慣病の発症リスクがあるということです。このままの状態を放置しておくと、心臓病や脳卒中、糖尿病およびその合併症など重大な病気を発症する危険性が高まります。保健指導による生活習慣の改善で予防できる可能性もありますので、ご自身の健康のためご利用をお勧めします。
このページの担当課へのお問い合わせ
いきいき生活部 保険年金課 事業管理係
電話:042-724-4027
ファックス:050-3101-5154