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寄り合い-The YORIAI-「高齢者が出かけたくなるまちってどんなまち?」
「高齢者が出かけたくなるまちってどんなまち」をテーマに「寄り合い-The YORIAI-」を開催しました。
約10社の企業に加え、地域団体、行政などといった様々な立場の方が約20名集まり、全3日間でセッションを行いました。
セッションのポイント
背景
- 地域から寄せられる相談内容の背景には独居高齢者の問題や8050問題など高齢者に関する社会課題が多く潜んでいる。
- 健康的に過ごすことができ、ここで暮らしたいと思えるまちをつくるために何ができるかを地域、行政、民間団体といった多様な主体の対話によって考えたい。
目指す未来
- いくつになっても心身ともに健康で、行きたいところに行くことができる。
- 高齢者にとっても暮らしやすいまちである。
開催経過
全3日間の日程を終了しました。
Day3
ファーストアクションの検討、具体化
プロジェクトチャーターの記入例
Day2で生まれた3つのチームに分かれ、プロジェクトチャーターの記入事項をチームごとに話し合い埋めていきました。プロジェクトチャーターには「プロジェクト名」「何をやるのか」「プロジェクトアイディアのここがすごい」などの項目があり、話し合う中でファーストアクションの内容をより具体的にしていきました。
ボディストーミング
検討、具体化したファーストアクションの発表は寸劇を行いました。チームメンバー全員が必ず配役を持ち、約3分間の寸劇を演じ切りました。身体を使って表現することでより鮮明なファーストアクションのイメージを膨らませることができました。
3チームそれぞれの寸劇の様子、プロジェク名、具体的なファーストアクションの内容は以下のとおりです。
1. まちぴく
2. あなたの街にもハッピーマルシェ
3. まちかどホッとスペース
1. まちぴく
ピクニックのように出掛けたくなる場をつくる。自身が幼い頃の町田の様子や自身の趣味について語り合う場と、様々な出展ブースを絡めたフェスを団地などで開催。興味がある内容のイベントをきっかけに自発的に外出するハードルが下がり、高齢者の外出機会の増加を目指す。
2. あなたの街にもハッピーマルシェ
参加メンバーである企業が取り扱っている製品の出張販売をベースに野菜の直販やスマホ講座、おもちゃ修理など多世代交流が生まれるマルシェを団地の広場などで開催することを目指す。
3. まちかどホッとスペース
話や交流が生まれるように、自動車販売店のショールームなど、街の様々なところに立ち寄れる場所(まちかどホッとスペース)を設ける。公的支援機関とまちかどホッとスペースとのネットワークを築くことで立ち寄った人を関係機関に繋ぐ体制を作り、中継地点としての役割も持つ場所にすることを目指す。
Day2
チーム結成・プロジェクトのアイデア出し
オープンスペーステクノロジー
プロジェクトのアイデアを持ち寄った4人の方に部屋の四方に座っていただき、提案したアイデアに関する対話の時間を持ちました。参加者は自由にその場を行き来することでプロジェクトのイメージを膨らませていきました。
マグネットテーブル
マグネットテーブルの様子
オープンスペーステクノロジーの対話で深めたプロジェクトイメージをもとに、自分が取り組みたいことを紙に書き出しました。そして、その紙を見せ合いながら、一緒に取り組むとプロジェクトが進みそうな人同士でチームを作りました。今回は以下の3つのプロジェクトチームが結成されました。
- 趣味や興味のあることに対して語り合うフェス
- 交流を深める移動販売
- 自由に立ち寄れる居場所づくり
ブレインストーミング
チームに分かれて、「なぜやりたいか」「何のためにやりたいか」といった思いを共有しました。その後思いを実現するプロジェクトのアイデアをブレインストーミングで出し合い、プロジェクトの具体的な形を決めていきました。
ブレインストーミングの様子
ブレインストーミングの様子
Day1
キックオフ
まず初めに自己紹介を行い、どんな方が参加しているか共有を行いました。その後、隣の方とペアとなり自分の10年後の未来を想像するペアトークを行いました。
アイデア共創・社会課題設定
対話の様子
ご参加されている方の中で実際に高齢者と関わっている方から高齢者の日常や普段の生活で困ることについてお話しいただきました。その内容を踏まえて、「高齢者が出かけたくなるまちってどんなまち」、「その実現のために何ができるか、何が必要か」についてワールドカフェで話し合い、その後取り組みたいプロジェクトアイデアを対話形式のセッションで膨らませていきました。