町田市バイオエネルギーセンターで火災が発生しました(2023年11月4日)
バイオガス化施設内で火災が発生しました
2023年11月4日(土曜日)午前9時56分頃、町田市バイオエネルギーセンターのバイオガス化施設内(地下階)で火災が発生しました。
経過は下記のとおりです。
経過
午前10時4分:火災検知器作動
午前10時8分:前処理設備室から黒煙を確認。消火活動開始
午前10時14分:消防署に通報(完了)
午前10時16分:安全のため、ごみの受入れ停止
午前10時32分:消防署到着
午後5時16分:消防より現場鎮圧の連絡
午後7時40分:消防より現場鎮火確認の連絡
午後7時50分:消防帰署
火災発生場所
町田市バイオエネルギーセンター内:バイオガス化前処理設備室内の各設備(破砕装置・破砕選別装置・選別ごみ磁選機・選別ごみ搬送コンベヤ)
発火原因
11月15日(水曜日)に町田消防署による焼損物の選別・発掘等の作業で、出火原因の調査が行われました。乾電池、充電式電池、スプレー缶、ライターが多数発見され、受け入れたごみ(燃やせるごみ)から出火したと推定されました。とくに充電式電池(リチウムイオン電池)の可能性が高いと推定されましたが原因は特定できませんでした。
ごみの中に、発火するおそれのあるごみ(小型充電式電池が内蔵されているもの・スプレー缶やガスライター等)を混ぜないでください
火災の原因は、燃やせるごみの中に発火するおそれのあるごみ(リチウムイオン電池やスプレー缶・ガスライター等)が混入していたためと推測されています。
火災が発生した場合には、消火活動のため様々な機械を停止させるだけでなく、工場内へのごみ収集車の搬入を止めることになります。
町田市バイオエネルギーセンターは、市民の皆様の家庭から出される燃やせるごみ、燃やせないごみ、粗大ごみを受け入れている市内唯一のごみ処理施設です。火災等により施設の稼働が止まった場合、ごみ処理に大きな影響を及ぼすことになります。
ご協力をお願いします
発火するおそれのあるごみにつきましては、「資源とごみの出し方ガイド」や「町田市ごみ分別アプリ」をご確認いただき、ごみの正しい分別と出し方にご協力ください。
「燃やせないごみ」から回収された二次電池(PDF・780KB)
ごみ処理を応援いただいています
火災が発生し消火活動のためごみ処理が行えなかったことから、町田市も構成市である多摩ニュータウン環境組合の多摩清掃工場に可燃ごみと不燃ごみの緊急搬入を要請しました。
多摩ニュータウン環境組合のご協力で応援処理を受けていただき、午後1時から搬入を開始し、午後6時に当日分の搬入を終了しました。
なお、当日応援分として可燃ごみは100台(約181トン)、不燃ごみは19台(約17トン)を搬入させていただいています。
バイオガス化施設の前処理設備が焼損し、バイオガス化施設で燃やせるごみの処理ができないため、12月1日から多摩清掃工場に応援処理をお願いしています。
このページの担当課へのお問い合わせ
環境資源部 循環型施設管理課
電話:042-797-2732
ファックス:042-797-9167