カワセミ通信129(2017年9月)

パラバドミントン国際大会

• カワセミ通信129

9月に入ったら、すぐに、秋になりました。初旬にはもう、近所で彼岸花（ひがんばな）が花茎を伸ばしていました。今年の夏は、夏らしくない夏でした。8月は、20日以上連続して雨を記録しましたが、その後、急に気温が下がる日が続いて、「暑さ寒さも彼岸まで」ということわざも、今年はどうも当てはまらないようです。
そんな、気候の変化を感じてか、早くもヤマガラが玄関先に来て、エゴの実を採っては、横枝で、器用に中身をほじって食べています。
さて、東京2020オリンピック・パラリンピックまで3年を切りました。今月7日から、市立総合体育館でパラバドミントン国際大会が開催されました。実は、パラバドミントンの国際大会が日本で開かれるのは初めてです。世界の28カ国から、180人を超える選手がやってきて、熱戦を繰り広げました。
町田市は、オリンピック・パラリンピックのキャンプ地の誘致をしていますが、それとともに、スポーツ振興に力を入れています。とりわけ、パラリンピックについては、各種の大会を誘致・開催して、障がい者スポーツの盛り上げを図っています。
今年に入ってからも、1月にインドネシア、パラバドミントンチームの合宿を総合体育館で行いました。また、8月には関東パラ陸上競技選手権大会を市立陸上競技場で、全国車椅子バスケットボール大学選手権大会を総合体育館で開催しています。
それぞれの大会では、競技団体の協力で、市民の体験教室や、小・中学生のレッスンなど、広く、パラリンピックの持つ魅力を知っていただくイベントを開催しています。ちなみに、IPC(国際パラリンピック委員会)の公式ホームページ(英語版)には、数多くの動画がアップされています。今大会の日程も案内されていました。
これからも、さまざまな場面でのパラリンピック競技・障がい者スポーツへの市民の皆さんの参加と協働の取り組みをお願いいたします。