建築物の既設の塀(ブロック塀や組積造の塀)の安全点検について

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更新日:2021年9月29日

平成30年6月18日、大阪北部を震源とする地震によりブロック塀等が倒壊し、人命被害が発生する事故が起きました。また、倒れた塀が道路をふさぎ、避難や救助・消防活動を妨げることも考えられ、将来的な地震による大きな被害の発生が懸念されます。
このような被害を防止するため、既存のブロック塀等について、安全点検の実施をお願いします。

ブロック塀の基準

ブロック塀に関しては、建築基準法施行令第62条の8(補強コンクリートブロック造の塀)により、次のように定められています。

  • 高さ2.2メートル以下
  • 壁の厚さ15センチメートル(高さ2メートル以下の塀にあっては、10センチメートル以上)
  • 壁頂及び基礎には横に、壁の端部及び隅角部には縦に、それぞれ径9ミリメートル以上の鉄筋を配置
  • 壁内には、径9ミリメートル以上の鉄筋を縦横に80センチメートル以下の間隔で配置
  • 控壁 長さ3.4メートル以下ごとに、壁面からの高さ5分の1以上突出したものを設ける
  • 鉄筋の末端は、かぎ状に折り曲げ、縦筋は壁頂・基礎横筋に、横筋は縦筋にそれぞれかぎ掛け
  • 基礎 高さ35センチメートル以上、根入れ30センチメートル以上

※一般的な「ブロック塀」は建築基準法上、「補強コンクリートブロック造の塀」に該当します。その他、れんが造、石造、鉄筋の無いブロック造は「組積造の塀」に該当します。

ブロック塀の安全点検のチェックポイント

ブロック塀に関して、以下の項目について点検し、安全性を確認して下さい。なお、ご自身で点検を行う場合は、周囲の安全を十分に確認した上で実施して下さい。

ブロック塀の点検項目に関する画像

関連情報

ブロック塀の点検のチェックポイントについては、国土交通省ホームページをご参照下さい。

ブロック塀に関する相談窓口

建築基準に関するお問い合わせは町田市役所へ、また、安全点検の実施及びブロック塀等の補修、造り替え等のご相談は、建築士や専門の工事業者等へお問い合わせ下さい。ブロック塀等の所有者・管理者として適切な維持管理に努めていただき、倒壊による新たな被害が生じないようにご協力をお願いします。

関連情報

町田市内の建築士をお探しの方は、東京都建築士事務所協会町田支部のホームページをご参照下さい。

このページの担当課へのお問い合わせ
都市づくり部 建築開発審査課

電話:042-724-4413

ファックス:050-3161-5899

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