セルフメディケーションの推進とOTC医薬品の普及について

セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と世界保健機関（WHO（だぶりゅーえいちおー））は定義しています。

日頃から健康管理や疾病予防の取組を行うことは、健康の維持だけではなく、生活習慣病の予防や改善につながります。そして医療費の節約や、場合によってはセルフメディケーション税制での所得控除にも役立ちます。

取組のポイントは、

• 適度な運動を行う
• 栄養バランスのよい食事をとる
• 十分な睡眠をとる
• 体調管理のために体温、体重、血圧測定を行う
• 定期的に健康診断を受診する
• OTC（おーてぃーしー）医薬品を活用する

といったことなどです。

風邪をひいた時に風邪薬を飲む、小さな傷に絆創膏（ばんそうこう）を貼るといったように、できることからセルフメディケーションをはじめてみましょう。

OTC（おーてぃーしー）医薬品とは、薬局・薬店・ドラッグストアなどで処方箋がなくても購入できる医薬品のことです。
軽い怪我や、ちょっとした体調不良（頭痛・風邪・胃痛など）の時に、OTC（おーてぃーしー）医薬品を上手に活用することは、セルフメディケーションの向上につながります。
お薬のことでわからないことがある時や判断に迷う時は、薬剤師に相談しましょう。
また、症状の改善が思わしくない場合には医療機関等を受診するなど、状況に応じて判断しましょう。