子宮頸がんは、子宮の入り口部分(頸部)から発生するがんで、女性の部位別がん罹患数で第5位とわが国の女性のがんの中で比較的多く、近年増加傾向にあります。特に20歳代から30歳代前半の若年層で罹患が増えています。町田市の子宮頸がん検診は、視診・内診・細胞診(子宮頸部の細胞を綿棒、ブラシ等の器具でこすって採取し、顕微鏡で正常な細胞かどうかを確認する検査)を行っています。
子宮頸がん検診では、がんの早期発見だけでなく、がんになる前の状態で発見することも可能です。早期に発見できれば、負担の少ない治療も可能となります。
問診、視診、内診、細胞診
町田市に住民票があり、職場等で子宮頸がん検診の機会がない、20歳以上で偶数年齢の女性
[注記]年齢について
子宮頸がん検診は、年度内に20歳以上で偶数年齢になる女性が対象となります。
対象年齢は、「今年度末(2026年3月31日)時点での年齢」です。
例えば、現在19歳の方でも、3月31日までのお誕生日で20歳になられる方は「今年度20歳」となり、お誕生日を迎える前でも実施期間内に受けることができます。
以下の年齢・生年月日の方が対象となります。
20歳:平成17年4月1日から平成18年3月31日生まれ
22歳:平成15年4月1日から平成16年3月31日生まれ
24歳:平成13年4月1日から平成14年3月31日生まれ
26歳:平成11年4月1日から平成12年3月31日生まれ
28歳:平成9年4月1日から平成10年3月31日生まれ
30歳:平成7年4月1日から平成8年3月31日生まれ
32歳:平成5年4月1日から平成6年3月31日生まれ
34歳:平成3年4月1日から平成4年3月31日生まれ
36歳:平成元年4月1日から平成2年3月31日生まれ
38歳:昭和62年4月1日から昭和63年3月31日生まれ
40歳:昭和60年4月1日から昭和61年3月31日生まれ
42歳:昭和58年4月1日から昭和59年3月31日生まれ
・・・以降同様に、偶数年齢の女性
以下の事項に該当する方は、この検診を受けることができません。
2024年度(2024年4月1日から2025年3月31日まで)町田市子宮頸がん検診を受けることができなかった20歳以上で奇数年齢の方は、「町田市乳がん・子宮頸がん検診特例措置」の申請により、受けることができます。
町田市乳がん・子宮頸がん検診特例措置については、こちらをご覧ください。
1000円
ただし、以下の方は受診時に市が指定する証書を提示することにより、費用負担が免除となります(受診後の申請は不可)。詳細は下記リンク先をご覧ください。
2025年4月1日から2026年3月31日まで
直接、実施医療機関へお申込みください。
予約が必要な場合があるため、事前に電話等でご確認のうえ、お受けください。
実施医療機関一覧はこちらをご覧ください。
個別受診勧奨はがきは、子宮頸がん検診対象の一部の方に送付しています。
あくまでご案内はがきであり、受診時に必要はありません。
必ず早めに精密検査を受診してください。詳細は、要精密検査となった方に渡される「早めに精密検査(子宮)を受けましょう」をお読みください。
[注記]精密検査は検診ではなく保険診療扱いでの医療となり、通常の診察費用がかかります。
子宮頸がんの予防について、動画にまとめています。
詳細はこちらからご覧ください。
若いうちからの子宮頸がん検診の有効性については、上記のリンク先をご覧ください。