カワセミ通信2(2006年11月)

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更新日:2008年4月1日

カワセミ通信2
 鶴見川上流、真光寺川の川べりにも、秋が深まって、ジョウビタキやツグミ等の冬鳥が渡ってきました。サザンカも咲き始め、茶の木もひっそりと白い花をつけています。サザンカは花がやや大きめで色も形も華やかなのに比べ、茶の花は、小ぶりなうえに、花のつき方が葉の裏に隠れるように咲くものが多く、どちらかというと「やや気分が沈みがち」というような趣があります。
 さて、先日、町田市民文学館をようやくオープンすることができました。その文学館の開館の前日、10月26日は「茶の花忌」、八木重吉の命日でした。私も、ほんのひと時だけお邪魔をしました。教科書などにも取り上げられている詩人ですから多くの方がご存知だと思いますが、若くして亡くなった方で、相原地区・大戸が生家で、今は八木重吉記念館があります。
文学に縁遠い私が言うのはおこがましいのですが、茶の花の趣は、八木重吉の詩作に通ずるところがあるような気がします。
 前回、このページで、町田の環境・風景について、「谷戸の田んぼや山林はこの地域のふるさとの風景のひとつです。」というようなことを申し上げましたが、市民文学館も、市民の皆さんに支えられて、ふるさとの文学館として根付いてゆくことを願っています。

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