カワセミ通信3(2006年12月)

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更新日:2008年4月1日

カワセミ通信3
 暮れも押しつまってしまいました。鶴見川上流、真光寺川の川べりにも、冬がやってきました。今年は寒さが緩い日が多いようです。カワウも姿を見せ始め、鶴見川本流ではマガモやコガモなどが増えています。
 少し前のことになりましたが、中学2年生の「職場体験活動」の実習の場におじゃまする機会がありました。スーパーマーケットの裏方作業に4人の男子中学生が働いていました。1週間のプログラムの終わりのころの日で、それも4時近くでした。「疲れるでしょう」と声をかけたら「一日立っているのが……」と、正直な答えが返ってきました。おそらく、一日中立ち仕事というのは初めての経験だったのだと思います。
 「最近の若い者は」と、昔の若いものとして気になるのが、地面に尻をつけて座り込む動作です。“ジベタリアン”と呼ぶのだそうですが、そういう世代の中学生が、立って、その上食料品を扱うということで、注意深く仕事をするというのは、とても大変です。きっと、貴重な経験になったと思います。
 市内20校で2800人の中学2年生。その職場体験事業は今年度が2年目。今年度は9月、11月、07年2月の3期に分けて実施します。この事業には、600以上の市内の事業所の皆さんにご協力をいただいています。改めて感謝を申し上げます。
 うれしいニュースをひとつ。去る11月25日に東京で開かれた、「平成18年度キャリア教育推進フォーラム」の席上で、わが町田市立堺中学校が全国でわずか31校の中の1校として、この職場体験活動で表彰されました。きっと、町田市の全中学校の代表として表彰されたのだと思います。
 子供たちにはたくさんの種類の「未来」が待っています。いろんな可能性を見つけるこの取り組みに、市民の皆さんの暖かい声援をこれからもお寄せください。

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