下水道財政の仕組みについて

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更新日:2022年10月17日

下水道事業にかかる費用は、大きく二つに分けることができます。一つは下水道管や下水処理場などを作るための費用、もう一つはそれらを維持していくための費用です。

下水道の仕組みを作るための費用

汚水管や下水処理場などを作るための費用は、国や都道府県からの補助金や皆様からいただいている受益者負担金、市が発行する地方債などが充てられています。

注記:地方債について
地方債とは地方自治体の借金のことです。汚水管や下水処理場などを作るには多額の費用が必要ですが、一度にその費用を支払うとなると、その時の市民の方々の大きな負担となります。そこで、借り入れた費用を長い期間にわたって返していくことで、世代間の負担を均等にすることができます。

下水道の仕組みを維持するための費用

下水道の仕組みを維持するために必要な費用は、汚水を処理してきれいな水にするために必要な費用や、汚水管や下水処理場が機能するように維持していく費用などがあります。これらの費用には、皆様からいただいている下水道使用料が充てられています。

雨水について

浸水被害を防止するために雨水管を作る費用や、それを維持する費用については、下水道使用料などとは別に、主に税金や補助金が充てられています。
これは、汚水が皆様の日常生活などによって生み出され、その原因が特定できるのに対し、雨水は自然現象であるからです。また、浸水被害を防止することは、特定の市民の方だけでなく、多くの方々に利益をもたらすということも、税金が使われる理由の一つです。

最後に

以上のように、下水道の仕組みは、作るだけでなくそれを維持するにも多くの費用がかかります。
また、老朽化した施設の補修・建て替えや、下水処理場で処理された水をさらにきれいなものにする「高度処理」の拡大など、これからも多くの費用の発生が予想されます。
快適・安全な暮らしを実現するため、下水道は市民の皆様の負担によって成り立っています。

このページの担当課へのお問い合わせ
下水道部 下水道経営総務課

電話:042-724-4295

ファックス:050-3161-6448

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