食品ロスを減らそう!

このページの情報をフェイスブックでシェアします

このページの情報をツイッターでシェアします

このページの情報をラインでシェアします

更新日:2023年9月8日

食品ロスってなに?

日本では、本来食べられたはずの食品廃棄物、食品ロスと呼ばれる「食べ残し」「賞味期限・消費期限切れ」「過剰除去」による廃棄が推定で523万トンも発生しています。

「食品ロス」とは本来食べられたはずなのに捨てられてしまった食品のことです

家庭から出る食品ロスは、次のような原因があります。

  1. 調理に使い切れずに捨てられたもの(買いすぎ)
  2. 賞味期限・消費期限が切れて捨てられたもの(期限切れ)
  3. 調理のときに食べられる部分が捨てられたもの(過剰除去)
  4. 食べきれずに捨てられたもの(食べ残し)
  5. その他の理由で捨てられたもの

日本国内における食品ロスの現状

「食品ロス」は、日本国内で年間523万トンも発生しています。

この食品ロスの発生量を日本人ひとり当たりで換算すると、おにぎり約1個分(約114グラム)の食べ物が「食品ロス」として毎日捨てられている計算になります。

食品ロスの約半分は家庭から発生しています。

523万トンの食品ロスのうち、約47パーセントの244万トンは、一般家庭から発生しているものです。
(農林水産省及び環境省「令和3年度推計」)
ご家庭からの食品ロス量は2020年度(令和2年度)の247万トンから約3万トン減少して244万トンでした。
事業者からの食品ロス量は2020年度(令和2年度)の275万トンから4万トン増加して279万トンでした。
まだまだ多くの食品ロスが発生しています。引き続きご協力をお願いいたします。

食品ロスの削減の推進に関する法律

食品ロスの削減の推進に関する法律が、令和元年10月1日に施行されました。
この法律では、国・地方自治体、事業者の責務だけではなく、消費者の役割も規定されています。
消費者の役割としては、「食品ロスの削減の重要性についての理解と関心を深めるとともに、食品の購入又は調理の方法を改善すること等により、食品ロスの削減について自主的に取り組むよう努めるものとする。」とされています。
また、食品ロスの問題については2019年9月に国際連合で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」(SDGs)のターゲットの1つにもなっており、2030年までに世界全体の1人当たりの食品の廃棄を半減させるとの目標が設定されています。

食品ロス削減月間・食品ロス削減の日

食品ロスの削減の推進に関する法律により、10月は「食品ロス削減月間」、10月30日は「食品ロス削減の日」と定められています。
この時だけに限らず、お店やご家庭での食品ロス削減に心がけてください。

消費期限と賞味期限

消費期限は「期限を過ぎたら食べない方がいい年月日」です。一方賞味期限は「品質が変わらずおいしく食べることができる期間」で期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。期限の違いを正しく理解することで食品ロスを減らすことができます。(袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存した場合)

食品ロスを減らすために~家庭でのアクション~

食品ロスを減らすためには、次の4つのことに気を付けましょう。

買い物時のアクション~買い過ぎないように注意する~

値段が安いからといって食材を買いすぎたり、在庫があることを忘れて同じ食材を買ってしまったりすることは、結局食材を使い切らずに廃棄してしまう原因につながります。

チェックポイント

  1. 買い物前に家にある食料品の種類・量を確認する。
  2. 今日必要な分を買うために買い物メモなどを作成する。
  3. バラ売りや小量パック、量り売りなどを利用して使い切れる量を購入しましょう。
  4. 地元でとれた野菜や旬の食材を使いましょう。

食品保管時のアクション~食材に適した保管方法の理解~

買い物のときに気を付けても保管方法を間違えたら賞味期限・消費期限前に捨てなければならなくなります。
保管方法の把握や保管場所の管理をして、食材の無駄をなくしましょう。

チェックポイント

  1. 食品ごとに適切な食品保管方法を理解。
  2. 冷蔵庫の中を常に整理し、食品の種類・量を把握しやすい環境を作る。
  3. 賞味期限、消費期限を把握し、期限切れが発生しないようにする。
  4. 賞味期限切れになったとしても、五感を活用して食品を確認し、使える場合は使い切る。

調理時のアクション~作りすぎないように注意する~

チェックポイント

  1. 食べる人の適量をきちんと把握して料理するように心がける。
  2. 使い切れなかった食材は、きちんと保管して早めに使い切りましょう。
  3. 残った料理もリメイクレシピを活用して、うまく使い切りましょう。

飲食事のアクション~きちんと食べ切る~

チェックポイント

  1. 出された食事はきちんと食べ切るように努力する。
  2. 外食時は、食べきれる量を注文する。

それでも出てしまう生ごみは・・・

生ごみの約80パーセントは水分です。きちんと水切りをして出しましょう!

ご家庭に生ごみ処理機があれば堆肥として利用しましょう。

フードドライブを活用する

市内各所でフードドライブが開催されています。
詳細は下記リンクを参照してください。

防災備蓄品の見直しも忘れずに

防災備蓄品が廃棄されないようローリングストックしましょう。

防災備蓄品のローリングストックが紹介されています。
防災備蓄品が食品ロスにならないようにしましょう。

まちだ☆おいしい食べきり協力店を利用してみましょう

「まちだ☆おいしい食べきり協力店」とは、量り売りやばら売り、小盛メニューの設定など食品ロス削減に関する具体的な取り組みを行っている事業者(店舗)を町田市が認定したものです。
必要な分だけを購入できたり、食べきれる量で注文ができたりします。
ぜひ、ご利用してみてください。

町田市食品ロス削減推進計画を策定しました

2023年8月に町田市食品ロス削減推進計画を策定しました。

各省庁からのお知らせ

消費者庁から「食品ロス削減」の工夫

農林水産省から「食品ロス、食品リサイクル」の情報

環境省から「食品ロスポータルサイト」の情報

このページの担当課へのお問い合わせ
環境資源部 環境政策課 3R推進係

電話:042-797-0530

ファックス:050-3160-2758

WEBでのお問い合わせ

Reduce(リデュース)ごみそのものを減らす
Reuse(リユース)繰り返し大切に使う
Recycle(リサイクル)分別して資源にする
の3つのRで、ごみの減量・資源化を推進します。