町田市医師会と共催で、市民向けの講演会を開催します。
「ヒアリングフレイルって何?〜認知症と難聴のつながり〜」
演題1.「聞こえにくいをほっとかない〜人生100年時代に向けた聴覚ケアと補聴器〜」
講師:小川 郁 医師(慶應義塾大学医学部 名誉教授)
2025年に認知症、難聴の高齢者はそれぞれ675万人、1500万人にも及ぶと報告されています。難聴は単に聞こえないことに留まらず、社会的孤立からうつ、認知症まで脳機能への影響も無視できません。本講演では今後、社会で聴覚ケアをどのようにすべきか、補聴器の適切な活用などについて述べたいと思います。
演題2.「耳からはじめる認知症予防への取り組み〜難聴の早期発見とヒアリングフレイル予防〜」
講師:中石 真一路 氏(聴脳科学総合研究所 所長)
ヒアリングフレイルとは、気づかぬうちに難聴が原因で、コミュニケーションの機会が減少し、社会的に孤立し社会参加が難しくなる状態で、放っておくと認知症やうつ状態、身体機能低下のリスクが高まります。また、周囲の人からは認知症傾向や老年期のうつと勘違いされてしまうケースもあります。大切なのは自分の聴覚の状態を知る事で、具体例や予防策を詳しくお話し致します。
2024年3月17日(日曜日)午後2時30分開演〜午後4時30分頃まで
町田市民フォーラム3階ホール(町田市原町田4-9-8)
YouTubeライブにて同時開催
会場定員:120名(申し込み順)
YouTubeライブは定員なし
会場参加への申し込みはイベントダイヤルから
YouTubeライブ視聴方法等の詳細は、町田市医師会HPをご覧ください。