
明治10年代、現在の町田市域は、自由民権運動に情熱を注いだ人たちを多く輩出しました。その一人である石阪昌孝は、旧神奈川県域の自由民権運動の領袖で、多くの財産を失うまで政治運動に奔走した人でした。
当館では、石阪昌孝に焦点をあてた企画展をこれまで二度開催しました。また、長女美那(みな)は北村透谷の妻、長男公歴(まさつぐ)は渡米青年として紹介してきましたが、民権家の家族という視点から石阪家の人びとを取り上げる機会は十分ではありませんでした。
美那は、東京神田の和漢塾日尾塾、横浜の共立女学校で学び、北村透谷と激しい恋愛のすえに結婚、透谷と死別後に渡米、大学でバチェラー・オブ・アーツ(文学士)の称号を得て帰国します。帰国後は、晩年まで英語教師として活躍しました。公歴は、東大予備門の受験失敗後、渡米して政治運動をしつつ、20世紀に入るころから排日の気運が高まるアメリカで生活を続け、第二次世界大戦中に生涯を終えました。次女登(と)志(し)は、姉美那と同様に日尾塾、東洋英和女学校の後、東京音楽学校で学び、バイオリンを専攻します。同校卒業後は晩年まで音楽教師を続けました。
向学心が旺盛で、教育者として自立した生き方を貫いた美那・登志、情熱のおもむくまま渡米して移民生活で一生を終えた公歴という3人の個性的な生き方は、少なからず父昌孝の影響があったといえるでしょう。本展では、父石阪昌孝の“情熱”や“信念”がどのように子どもたちに“連鎖”したのかという視点から、美那・公歴・登志3人の人生をたどります。
2026年10月10日(土曜日)から12月13日(日曜日)
午前9時から午後4時30分
町田市立自由民権資料館展示室2(野津田町897番地)
月曜日(祝日は開館、翌日休館)
日時:2026年10月31日(土曜日)午後2時から午後4時(受付は午後1時30分から)
講師:水谷悟(静岡文化芸術大学教授)
参加費(資料代):500円
会場:町田市立中央図書館6階ホール
日時:2026年11月21日(土曜日)午後2時から午後4時(受付は午後1時30分から)
講師:井上惠美子(フェリス女学院大学名誉教授)
参加費(資料代):500円
会場:町田市立中央図書館6階ホール
注記:各回とも定員100名(先着申込順)
日時:2026年11月23日(祝日)午前9時30分から午後0時30分
参加費(保険代等):500円
日時:2026年11月29日(日曜日)午前9時30分から午後0時30分
参加費(保険代等):500円
※各回とも定員20名(先着申込順)
※各回とも同じ内容です。重ねてのお申込みはご遠慮ください。
当館学芸員による展示解説を行います。
日時:2026年10月11日(日曜日)、10月24日(土曜日)、11月14日(土曜日)、12月6日(日曜日)
午後2時から1時間程度
会場:自由民権資料館展示室2
申込不要です。当日会場にお越しください。
会期:2026年10月24日(土曜日)から12月13日(日曜日)
時間:午前8時30分から午後4時
会場:町田ぼたん園お休み処(町田市野津田町2274-1)
会期:2026年10月31日(土曜日)から11月30日(月曜日)
※11月24日(火曜日)は休館
時間:午前9時から午後22時
会場:町田市生涯学習センターミニギャラリー(町田市原町田6-8-1町田センタービル7階)
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