町田市

オーラルフレイルをご存じですか?〜お口の機能を維持するために〜

更新日:2025年8月5日

最近、「むせやすくなった」「噛めないものが増えた」「滑舌が悪くなった気がする」といったような症状を感じている方、またはご家族やご友人などにいる方、それは"オーラルフレイル"の状態によるものかもしれません。そのささいな変化への気づきをそのままにしていると、お口の機能はますます低下していきます。


オーラルフレイル=『健口』と『口の機能低下の』間

オーラルフレイルとは、『健口』(口の機能の健常な状態)と『口の機能低下』との間にある状態のことです。



オーラルフレイルは口の周りの筋肉を鍛えることで健康な状態に戻すことができます!「年だから・・・」「もう仕方がない・・・」と諦めないことが重要です。また、筋肉の衰えには歯の本数・合わない義歯等も影響してくるので、これを機にお口の中の整備もするとさらに健康でいられるでしょう。


町田市のオリジナル動画『まちだお口を元気にするトレーニング 口トレ(くちとれ)』のご紹介

町田市歯科医師会監修のもと、オーラルフレイル予防を目的とした動画「まちだ お口を元気にするトレーニング 口トレ(くちとれ)」を作成しました。
この動画では、歯科衛生士がオーラルフレイルとお口のトレーニング方法について分かりやすく説明しています。
口の周りや舌の筋肉を鍛えるためには、無理のない程度で、毎日継続することが大切です。ぜひご活用ください!


DVD、リーフレットを作成しました



DVDとリーフレット

・DVDについて
健康づくりに取り組むグループ活動を応援するため、口トレ(くちとれ)動画のDVDをご用意しています。
町田市在住の40歳以上の方で構成され、且つ5人以上のグループを対象にお渡しできます。

・リーフレットについて
動画の視聴が難しい場合など、どのような環境でも口トレ(くちとれ)を行っていただけるように、動画の内容を記載したイラスト付きのリーフレットを作成しました。
※保健予防課各施設、市民センター、ふれあい館、高齢者支援センターで配布しています。
※お口のトレーニング部分を抜粋したものを下記に掲載しました。全内容はファイルをダウンロードしてご覧いただけます。

【以下の場合は、歯科保健係(電話:042-725-5437)までご相談ください。】
・DVDの活用をご希望の方
・グループ内で使用するなど、まとまった枚数(10枚以上)が必要な場合


お口を元気にするトレーニング方法のご紹介。
お口を元気にするトレーニングの方法(1〜5)

お口を元気にするトレーニング方法のご紹介。
お口を元気にするトレーニングの方法(6〜10)

高齢者歯科口腔機能健診のご案内

町田市に住民票があり、健診日現在71歳以上の方が受診できます。(受診は年度内一回のみ)
むし歯、歯周病検査等の基本的項目に加え、咀嚼・嚥下機能についても評価をします。


FC町田ゼルビアと協働でオーラルフレイル予防動画を作成しました!

町田市を本拠地とするサッカークラブ『FC町田ゼルビア』と協同し、オーラルフレイル予防を目的とした動画を作成しました。下記のリンクから、動画をご覧いただけます。


【フレイル予防第2弾!】オーラルフレイル予防に取り組みましょう!

ゼルビーと一緒に、オーラルフレイルについて分かりやすくご紹介しています。


【フレイル予防第3弾!】お口の体操でオーラルフレイルを予防しましょう!

お口の筋力は年齢とともに衰えてしまいますが、お口の体操を行うことで衰えを予防することができます。
ゼルビーと一緒にお口の体操を行ってみましょう!


よく噛むことが体の健康につながります

より多くの歯を維持し、よく噛めることは、体の健康と深く関わっています。歯が少ない方でも、補綴物(ほてつぶつ)※で補うことが大切です。
※補綴物(ほてつぶつ)・・・歯が欠けたり失ったりした部分を補う人工物のこと


健康に長生きできる


歯の本数と健康寿命のグラフ

自分の歯が多く保たれている人は、寿命だけでなく健康寿命も2、3か月長いという研究結果がでています。
注記:健康寿命・・・平均寿命のうち、健康で活動的に暮らせる期間。


認知症・転倒を予防する


歯の本数と認知症になっている人の割合を表すグラフ

噛むことで脳への血流が増加し、脳が活性化するため認知症予防につながります。
歯が多く残っている人や、歯が少なくても入れ歯等で補っている人は、認知症や転倒する危険性が低いということが分かってきています。


噛めないと栄養バランスが悪くなる


咬むことができる人とそうでない人の食品群別摂取量のグラフ

よく噛めないためにやわらかい食事が多くなると、砂糖や塩分の摂取が増加する傾向にあり、糖尿病や高血圧を悪化させてしまいます。さらに、たんぱく質やビタミンの摂取が減少する傾向にあるため、筋肉や身体機能の維持が難しくなっていきます。フレイルやサルコペニアの予防には、たんぱく質が特に重要な栄養素です。


調理を工夫していろんな食品を摂ろう



たんぱく質は肉や魚、大豆製品、卵、乳製品に多く含まれています。

噛みやすくする工夫

それでも噛めない方は、一度、歯科医師に相談してみましょう。


保健所 保健予防課

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