ゲートキーパーとは、悩みを抱える方から相談された際や周囲に対する気づき・声かけ・傾聴を通じ、適切な相談機関につなぐことが期待される人のことです。特別な資格ではありません。(詳細は、ゲートキーパー手帳・「悩み」の相談先一覧をご参照ください。)
「死」を意識するほどの悩みをかかえた人は、「人に悩みが言えない」「どこに相談に行ったらいいか」「どのように解決したらよいかわからない」など、孤立した状況に陥ることがあります。
家族や友人など身近な人から悩みを打ち明けられたり、身近な人の声なき心とからだの訴えに気づいた際には、自らが身近な相談相手になること、そして多くの人が関わり合い一緒に悩みと向き合っていくことで、社会全体の生きる支援を築いていきましょう。
ゲートキーパーの養成対象者は、一般の市民、学校関係者、医師、保健師、地域のコミュニティの方々など、様々です。対象者のニーズや段階に合わせ、「市民向け」、「地域ネットワーク向け」、「教職員向け」、「専門職向け」として講座を実施しています。
ゲートキーパー養成講座をYouTubeでご覧いただけます。