学校統合(がっこうとうごう)のこと
新たな学校づくりを進めているよ
新たな学校づくりって何だろう?
今からおよそ50年前(1970年代)に、町田市に住む人が一気に増えたことがあったんだ。今は1クラス35人学級だけど、そのころは1クラス45人学級だったんだ。今と同じ教室で、45人が一緒に授業をしていたんだよ。それでも、学校が足りなくて、新しい学校をたくさんつくったんだ。
それからどんどん子どもが減って、20年前には、統合した学校(解説1)や閉校した学校(解説2)もあったんだ。今も子どもが減っていて、1学年1学級の学校もあるんだよ。子どもが減ると、クラスも減って、先生たちも減ってしまうんだ。
解説1 統合した学校=2つや3つの学校を一緒にして1つの学校にすること
解説2 閉校した学校=別の学校と通学区域を一緒にして、学校を閉じること
教育の目的は、教育基本法という法律で決められていて、人格の完成を目指しているんだよ。難しい言葉だけど、どんな意味かな?国家や社会の形成者として必要な資質ってどんなものかな?
みんなは学校でクロムブックを使って勉強したり、英語も勉強しているよね。実は、ちょっと前まで、クロムブックや英語の勉強はなかったんだよ。学校で勉強することや、体験できることは、少しずつ変わっているんだ。
たくさんの友達と一緒に勉強したり遊んだりすることや、いろんな先生からお話を聞いたり教えてもらうことは、学校でしかできない大切なことなんだ。そうやって知らなかったことを知る力や、自分で考える力、思っていることを伝える力、みんなで話し合う力やみんなで決める力を身につけるんだ。そういう力を育てて、みんなの生活をもっと良くするためにはどうしたらいいか、考えたり行動することができる大人になれるように、教育ってあるんだね。
みんなが通っている学校は、少しずつ古くなっていて、壊れたところを直しながら使っているんだ。校舎は42年から60年になるまでに、建替えが必要なんだけど、グラフを見ると2024年から2044年までの間に60年になる学校は55校あるんだ。でも、たくさんの校舎を建替えるのには、たくさんお金がかかるんだ。
今からおよそ50年前(1970年代)の、一気に子どもの数が増えた時に、学校をたくさんつくったんだったよね。そこからオレンジ線の子どもの数は一気に減って、2013年から減り続けているのに、青線の学校の数は減っていないね。今の学校数は全部で62校。子どもの数が減っているのに、学校の数はこのままでいいのかな?このままだと、1学年1学級で子どもの数が少ない学校がたくさんになっていくよ。みんなはどう思う?どうしたらいいのかな?
そこで町田市は、これからの学校をどうしたらいいか、みんなで考えて、2つや3つの学校を一緒にして、新しい学校につくりかえる計画をつくったんだ。それと合わせて、みんながどこの学校に通うかも変更するよ。そうすると、小学校は1学年3から4学級、中学校は1学年4から6学級になるんだ。みんなの学校は、どこの学校と一緒になるかな?新たな学校はどんな学校だといいかな?
新たな学校ができるまでには、時間割や新しい通学路、新しい学校の名前や校歌など、いろんなことを話し合わないといけないんだ。だから、みんなの意見を合わせて、みんなで協力して新たな学校をつくっていこう!みんなで新たな学校づくりを進めよう!
新たな学校はどんなところかな?
イラストで新たな学校を見てみよう!
新たな学校の建物
新しい学校を外からみたイメージだよ。
教室が変わるよ
小学校は、教室と廊下の壁をなくして、授業で広く使えるようにしたり、学年全体ですぐに集まったりできるオープンスペースをつくるんだ。休み時間はオープンスペースでも遊べるね。
中学校は、教室全体を1.2倍に広げて、大きなリュックや持ち物が入るロッカーをつくるよ。
ラーニングセンター
図書室で調べ学習ができるし、ラーニングルームでは、壁全体の大画面で実物大の動物も見れるんだ!
- 担当課:
- 学校教育部 新たな学校づくり推進課
- 電話:
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- FAX:
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