◆ 市民等にPRして、みんなで取り組む仕組みづくり イ ユニバーサル社会推進の広報・PR ユニバーサル社会の実現に向けた取組を周知・啓発するため、推進事業の広報・PR活動に取り組む。 ロ 市民等との協働による事業の推進 市、市民及び事業者との協働により事業の推進を目指す。 ◆ 3つの推進分野と30の推進事業の概要 《推進分野1》施設等整備のユニバーサルデザインの推進 1 【重点事業】バリアフリー基本構想の進行管理 「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法)」に基づき策定した、バリアフリー基本構想の進行管理を行い、駅施設及び周辺の道路などのバリアフリー整備を推進する。 2 【重点事業】福祉のまちづくり総合推進条例・適合証制度の普及啓発 「町田市福祉のまちづくり総合推進条例」に基づく施設整備の周知・啓発及び同条例の基準を満たす施設を証する「適合証」のある施設の増加・普及を目指す。 3 バリアフリー、ユニバーサルデザインによる市の建築物の整備 市の新築・既存施設について、高齢者、障がい者及び子育て世代を始めとする多様な使用者に配慮した施設整備を目指す。 4 ユニバーサルデザインによる市立学校の教育環境整備 障がいの有無や性別等に関わらず、共に育つことを基本として、インクルーシブな社会環境を整備していくことが求められており、学校においても、誰もが支障なく学校生活を送ることができるよう環境を整備する。 5 歩道のバリアフリー改善整備(歩道整備・舗装補修) 歩道のバリアフリー整備を行い、全ての人が安全で安心して歩ける快適な歩行空間を形成する。 6 放置自転車対策 駅周辺の放置自転車等を減少させ、歩行者に安心で快適な移動空間を提供する。 7 バリアフリー、ユニバーサルデザインによる公園の整備 人々のレクリエーションの空間であるほか、多様なニーズに対応し、地震などの災害時にも機能する場として、全ての人々にとって利用しやすい公園を整備する。 8 公共トイレ計画の推進 市民や来訪者がいつでもどこでもトイレを利用できる環境づくりを進めるため、公共トイレを整備する。 9 住宅バリアフリー化改修工事の助成・住宅改修アドバイザーの派遣 住宅改修を支援する制度の活用により、居住環境の向上を図り、高齢者や障がい者など全ての人が快適に暮らし続ける住宅を目指す。 10 交通環境・地域で支える交通(移動支援)の整備 多様な主体が行う多様な交通手段の中から自分に合った方法を選んで、目的地まで安全で快適に移動できるよう目指す。 11 共同配車センターの運営 高齢者や障がい者などの移動制約者が、地域において自立した社会生活を営むことができるよう、福祉輸送サービスの周知及び支援に取り組む。 《推進分野2》心と情報のユニバーサルデザインの推進 12 【重点事業】心のバリアフリー、ユニバーサルデザインの普及啓発 全ての人が高齢者や障がい者、子育て世代、外国人など、多様な方への理解を深め、地域における「支え合い」や「見守り活動」につながる地域福祉の向上を目指す。 13 市立小・中学校での心のバリアフリー教育の推進 障がいのある児童生徒にとっても、障がいのない児童生徒にとっても、共に社会性や人間性を育み、お互いを尊重し合う「心のバリアフリー教育」を推進する。 14 福祉教育の実施 地域に住む全ての人が幸せに暮らすためにはどうしたらいいかを考え、自立した個人がお互いにその存在を認め合い、個人と個人として全ての人と平等に関われる力を育てることを目指す。 15 生涯学習におけるユニバーサルデザインの啓発 ユニバーサルデザインやバリアフリー、福祉に関する事業を始めとして、生涯にわたる学習活動を総合的に支援する。 16 市職員の心のバリアフリー研修の実施 市役所を訪れる、高齢者、障がい者を始めとする多様な人に対し、支え合いのある柔軟な応接ができるよう、市職員の「心のバリアフリー」研修に取り組む。 17 交通安全情報の発信及び交通安全学習の充実 「事故を起こさない・事故に遭わない人づくり」を進めるため、交通安全情報の発信及び交通安全学習の充実を図る。 18 【重点事業】情報のバリアフリー、ユニバーサルデザインの推進 必要なときに最適な手段で必要な情報を入手し、充実した生活を営むことができるような情報のバリアフリー、情報のユニバーサルデザイン環境の整備を目指す。 19 手話通訳者・要約筆記者の派遣 聴覚障がいのある方が社会生活を送る上で受ける障がいを軽減させ、生活の向上を図る。 20 「高齢者のための暮らしのてびき」及び「障がい者サービスガイドブック」の作成 高齢者・障がい者に関わる相談窓口、支援制度・支援事業などの情報冊子を発行し、安心して生活できるまちを目指す。 21 「まちだ子育てサイト」による子育て情報の発信 子育てに関する知りたい情報、役立つ情報などを必要な人に的確に伝えることで、全ての人が安心して子育てのできる環境を創出する。 22 図書館サービスのユニバーサルデザイン整備 全ての人が利用しやすい図書館サービスを目指し、視覚障がい者等の読書環境を整備し、視覚障がい者等がより生活しやすい環境を提供する。 23 「町田市バリアフリーマップ」の整備 高齢者、障がい者及び子育て世代などの外出に必要な情報を提供し、外出支援、社会参加の促進に寄与することを目指す。 《推進分野3》災害対策のユニバーサルデザインの推進 24 【重点事業】避難施設のユニバーサルデザイン整備 災害時には良好な避難生活などが求められる防災機能を発揮できる施設整備を目指し、発災時においては、全ての人が円滑に避難し避難生活を営むことができるよう目指す。 25 避難行動要支援者名簿の作成 平常時から関係機関等と避難行動要支援者名簿等を共有することで、災害時の避難行動要支援者の重層的な支援体制を構築する。 26 二次避難施設(福祉避難所)の確保 災害時、避難施設での生活が困難な要配慮者を受け入れる二次避難施設の確保を目指す。 27 避難経路等のユニバーサルデザイン整備 避難施設へ安全に安心して避難することができる避難経路の整備を目指す。 28 避難輸送の体制整備 避難行動要支援者の避難に際し、避難先への輸送を構築する。 29 防災情報のユニバーサルデザイン整備 全ての人が防災に関する情報を迅速かつ確実に取得することができるよう目指す。 30 災害時における社会福祉施設等の情報共有体制整備 災害時において、社会福祉施設等を支援するため、施設の被災情報等を共有する体制整備を目指し、平常時から発災に備えた社会福祉施設等との情報共有体制を整備する。