まちだユニバーサル社会推進計画(第3次町田市福祉のまちづくり推進計画)2024年度推進事業取組結果 ※2024年度推進事業の内容については、「まちだユニバーサル社会推進計画(第3次町田市福祉のまちづくり推進計画)」の24ページから64ページをご覧ください。 1 まちだユニバーサル社会推進計画(第3次町田市福祉のまちづくり推進計画)について ・町田市では、2012年に第1次町田市福祉のまちづくり推進計画、2017年に第2次町田市福祉のまちづくり推進計画を策定し、福祉のまちづくりを進めてきました。 ・これまでの計画では、市内の建築物や道路等のバリアフリーや高齢者、障がい者などに対する心のバリアフリーの推進等の事業を推進してきました。 ・国は2018年に「ユニバーサル社会実現推進法」を制定し、全ての人が共生する社会=「ユニバーサル社会」という新たな社会像を定義しています。町田市では、この社会の流れを踏まえ、これまでの福祉のまちづくりにおいて推進してきた事業を拡充し、全ての人が安心・快適に一人ひとりの人間として尊重され、いきいきと暮らすことのできる社会に向け、2022年度から「まちだユニバーサル社会推進計画(第3次町田市福祉のまちづくり推進計画)」(以下、ユニバ計画)に計画名を変更し、事業を推進しております。 2.ユニバ計画の推進事業について ・全部で30の推進事業に取り組んでいます(うち、重点事業は5事業)。 ・推進分野は3つあり、それぞれ「施設等整備のユニバーサルデザインの推進」「心と情報のユニバーサルデザインの推進」「災害対策のユニバーサルデザインの推進」に分かれています。 ※ 詳しくは、「まちだユニバーサル社会推進計画(第3次町田市福祉のまちづくり推進計画)」の24ページから64ページをご覧ください。 3.各事業の取組結果(自己評価の結果) 2023年度〜2024年度に推進事業担当課が毎年度実施した自己評価の結果です。右図は資料の見方です。 ※PDF版には図の記載があります。 《推進分野1 施設等整備のユニバーサルデザインの推進》 車椅子使用者対応トイレの拡張等、より一層の施設整備に取り組みます。また、心のバリアフリー等のソフト対策を、バリアフリー基本構想に追加し、ハード対策とソフト対策を一体的に推進します。 推進事業1 重点事業 バリアフリー基本構想の進行管理 交通事業推進課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに順調  推進事業2 重点事業 福祉のまちづくり総合推進条例・適合証制度の普及啓発 福祉総務課及び土地利用調整課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 推進事業3 バリアフリー、ユニバーサルデザインによる市の建築物の整備 福祉総務課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 推進事業4 ユニバーサルデザインによる市立学校の教育環境整備 施設課・新たな学校づくり推進課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 推進事業5 歩道のバリアフリー改善整備(歩道整備・舗装補修) 道路整備課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに順調 道路維持課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 推進事業6 放置自転車対策 道路維持課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 推進事業7 バリアフリー、ユニバーサルデザインによる公園の整備 公園緑地課 2023年度は概ね順調 2024年度は改善が必要 推進事業8 公共トイレ計画の推進 環境共生課 2023年度は順調 2024年度は概ね順調 推進事業9 住宅バリアフリー化改修工事の助成・住宅改修アドバイザーの派遣 住宅課 2023年度は順調 2024年度は概ね順調 介護保険課及び障がい福祉課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに順調 推進事業10 交通環境・地域で支える交通(移動支援)の整備 交通事業推進課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 高齢者支援課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに順調 推進事業11 共同配車センターの運営 福祉総務課及び社会福祉協議会 2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 《推進分野2 心と情報のユニバーサルデザインの推進》 これまで以上に学校と連携した、新たな心のバリアフリーの普及・啓発を行います。また、デジタル化に対応した情報のユニバーサルデザインに取り組みます。 推進事業12 重点事業 心のバリアフリー、ユニバーサルデザインの普及啓発 福祉総務課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに順調 推進事業13 市立小・中学校での心のバリアフリー教育の推進 教育センター及び指導課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 推進事業14 福祉教育の実施 社会福祉協議会及び福祉総務課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 推進事業15 生涯学習におけるユニバーサルデザインの啓発 生涯学習センター 2023年度は順調 2024年度は概ね順調 推進事業16 市職員の心のバリアフリー研修の実施 職員課及び福祉総務課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに順調 推進事業17 交通安全情報の発信及び交通安全学習の充実 市民生活安全課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに順調 推進事業18 重点事業 情報のバリアフリー、ユニバーサルデザインの推進 福祉総務課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに順調 広報課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 推進事業19 手話通訳者・要約筆記者の派遣 障がい福祉課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 推進事業20 「高齢者のための暮らしのてびき」及び「障がい者サービスガイドブック」の作成 いきいき総務課及び障がい福祉課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに順調 推進事業21 「まちだ子育てサイト」による子育て情報の発信 子ども総務課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 推進事業22 図書館サービスのユニバーサルデザイン整備 図書館 2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 推進事業23 「町田市バリアフリーマップ」の整備 福祉総務課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに順調 《推進分野3 災害対策のユニバーサルデザインの推進》 発災時には避難施設としての機能を有する学校のバリアフリー化等、ハード面の災害対策に取り組みます。また、避難行動要支援者の名簿の作成や、多様な媒体による防災情報の発信等、ソフト面の災害対策にも取り組みます。 推進事業24 ◆避難施設のユニバーサルデザイン整備 施設課・新たな学校づくり推進課及び防災課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 推進事業25 避難行動要支援者名簿の作成 福祉総務課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 推進事業26 二次避難施設(福祉避難所)の確保 障がい福祉課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに順調 いきいき総務課 2023年度は概ね順調 2024年度は順調 推進事業27 避難経路等のユニバーサルデザイン整備 道路整備課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに順調 住宅課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 推進事業28 避難輸送の体制整備 福祉総務課 2023年度は順調 2024年度は概ね順調 障がい福祉課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに順調 いきいき総務課 2023年度は順調 2024年度は概ね順調 社会福祉協議会 2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 推進事業29 防災情報のユニバーサルデザイン整備 広報課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに順調 防災課 2023年度は順調 2024年度は概ね順調 推進事業30 災害時における社会福祉施設等の情報共有体制整備 障がい福祉課及びいきいき総務課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 子ども総務課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに順調 推進分野1 1 バリアフリー基本構想の進行管理(重点事業) 担当課:交通事業推進課 1-1 実施目標 ・バリアフリー基本構想の進行管理(毎年度) 2023年から2026年 ・バリアフリー基本構想の改定 2023年から2024年(各1地区) ・バリアフリー基本構想改定対象地区の検討等 2025年から2026年 ・全地区のバリアフリー基本構想に教育啓発特定事業を追加 2024年から2026年 1-2 事業実施の進捗状況 2023年度と2024年度の進捗状況はともに順調 1-3 取組内容 2023年度 ・全地区(10地区)のバリアフリー基本構想の特定事業計画の進捗状況について事業の実施主体に実績照会を行うとともに、各実施主体に対して計画的な事業実施の依頼を行いました。 ・まちの状況変化等を踏まえ、相原駅周辺地区バリアフリー基本構想の改定を行い、エリアや対象施設・経路・特定事業などの見直しを行うとともに、新たに教育啓発特定事業及びソフト対策事業(合理的配慮)を位置づけ、ハード・ソフト両面からバリアフリー化を推進していくことを明記しました。 2024年度 ・2023年度と同じ。 ・まちの状況変化等を踏まえ、成瀬駅周辺地区バリアフリー基本構想の改定を行い、エリアや対象施設・経路・特定事業などの見直しを行うとともに、新たに教育啓発特定事業及びソフト対策事業(合理的配慮)を位置づけ、ハード・ソフト両面からバリアフリー化を推進していくことを明記しました。 2 福祉のまちづくり総合推進条例・適合証制度の普及啓発(重点事業) 担当課:福祉総務課、土地利用調整課 2-1 実施目標 ・制度の周知、啓発 2023年から2026年 ・「適合証」のあり方を検討 2023年から2024年 ・新たな「適合証」の普及・啓発の実施 2025年から2026年 2-2 事業実施の進捗状況 福祉総務課及び土地利用調整課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 2-3 取組内容 2023年度 【福祉総務課】「町田市福祉のまちづくり総合推進条例整備基準等マニュアル」の改訂を行ったほか、条例に関する「障がい者用駐車区画」や「車椅子使用者対応トイレ」についての適正利用について関係課との検討を行いました。 【土地利用調整課】ウェブサイト、窓口資料において、制度(施設整備、適合証)の周知、啓発を行いました。 2024年度 【福祉総務課】町田市福祉のまちづくり総合推進条例に基づく「障がい者用駐車区画」や「車椅子使用者対応トイレ」についての適正利用について市ホームページで周知・啓発を行いました。 【福祉総務課】東京都内の自治体や近隣自治体の適合証の交付基準や交付数について調査を行い、「適合証」の今後のあり方について、関係課と検討しました。 【土地利用調整課】2023年度と同じ。 3 バリアフリー、ユニバーサルデザインによる市の建築物の整備 担当課:福祉総務課、土地利用調整課 3-1 実施目標 ・多様な使用者に配慮した各新築・改修施設の整備 2023年から2026年 ・施設整備における情報共有の仕組みを検討・構築 2023年から2025年 ・情報共有の実施 2026年 3-2 事業実施の進捗状況 2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 3-3 取組内容 2023年度 ・新規の施設整備を実施予定の課に対し、バリアフリー・ユニバーサルデザインの観点から助言や作成書類の確認等を行いました。 ・施設整備における情報共有の仕組みの検討を進めています。 2024年度 ・新規の施設整備を検討中の課に対し、バリアフリー・ユニバーサルデザインの観点から当事者参画等に関する助言や作成書類の確認等を行いました。 ・ピクトグラムで車椅子使用者対応トイレの用途を示すことのできるピクトシールを町田市が管理する施設に送付しました。 4 ユニバーサルデザインによる市立学校の教育環境整備 担当課:施設課・新たな学校づくり推進課 4-1 実施目標 ・学校施設におけるユニバーサルデザインの推進 2023年から2026年 4-2 事業実施の進捗状況  2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 4-3 取組内容 2023年度 @エレベーターの設置工事として、2022年度に設計を完了した中学校4校につき、設置工事に着手しました。 APFI方式により、改正バリアフリー法等に基づく必要な整備は、建替えを行う2地区でPFI事業者の公募を開始しました。 B従来方式により、改正バリアフリー法等に基づく必要な整備は、建替えを行う1地区の基本・実施設計に着手しました。 2024年度 @2022年度に設計を完了した中学校4校につき、エレベーターの設置工事が完了しました。2023年度に設計を完了した中学校4校のうち、1校のエレベーター設置工事に着手しました。 A建て替えを行う2地区でPFI事業者の選定を行い、事業者と契約を締結し、設計に着手しました。 B建替えを行う1地区の基本・実施設計に着手しました。 5 歩道のバリアフリー改善整備(歩道整備・舗装補修) 担当課:道路整備課、道路維持課 5-1 実施目標 ・歩道整備新設延長 2023年から2026年(2023年度0.65km、2025年度2.11km) ・歩道舗装補修工事 2023年から2026年 5-2 事業実施の進捗状況 道路整備課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに順調 道路維持課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 5-3 取組内容 2023年度と2024年度ともに 【道路整備課】早期に工事を発注したことや発注後の進捗管理を徹底したことで、予定通り工事を完了しました。 【道路維持課】19件の歩道舗装補修工事を行い、安全で安心して歩ける快適な歩行空間を形成しました。 6 放置自転車対策 担当課:道路管理課 6-1 実施目標 ・放置自転車等の対策実施 2023年から2026年 6-2 事業実施の進捗状況  2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 6-3 取組内容 2023年度と2024年度ともに ・駅周辺に放置禁止区域を設置し、放置自転車に対する警告・撤去を行いました。 ・駐輪場シェアサービス「みんちゅうSHARE−LIN」により、空いている土地・スペースを駐輪場として活用することで、放置自転車等の減少に取り組みました。 ・町田駅周辺の駐輪場マップを作成し、各駅の自転車等駐車場や公共施設等で配布しました。 2023年度は ・南町田グランベリーパーク駅東自転車駐車場を2023年4月に開設しました。 2024年度は ・2024年4月に多摩境駅北口自転車駐車場の定期利用台数を約80台増設しました。 7 バリアフリー、ユニバーサルデザインによる公園の整備 担当課:公園緑地課 7-1 実施目標 ・公園のバリアフリー、ユニバーサルデザイン整備 2023年から2026年 ・遊具広場整備(野津田公園) 2023年から2026年(2023年度基本設計、2024年度実施設計、2025年度工事1/3、2026年度工事2/3) 7-2 事業実施の進捗状況  2023年度は概ね順調 2024年度は改善が必要 7-3 取組内容 2023年度 ・公園のバリアフリー、ユニバーサルデザイン整備は町田市福祉のまちづくり総合推進条例で定める整備基準等に基づき、公園整備を行いました。また、忠生スポーツ公園にはインクルーシブ遊具を導入しました。 ・遊具広場を含む野津田公園次期整備区域について、2022年度に実施したアンケートを取りまとめ、公表しました。 2024年度 ・公園のバリアフリー、ユニバーサルデザイン整備は町田市福祉のまちづくり総合推進条例で定める整備基準等に基づき、公園整備を行いました。 ・遊具広場(野津田公園)の設計の考え方について、他市事例をもとにインクルーシブな広場における整備方針(内規)を取りまとめました。 8 公共トイレ計画の推進 担当課:環境共生課 8-1 実施目標 ・公共トイレ協力店等の周知 2023年から2026年 8-2 事業実施の進捗状況  2023年度は順調 2024年度は概ね順調 8-3 取組内容 2023年度 「町田市公共トイレマップ」、「町田駅周辺駐輪場マップ」、「まちだめぐりサイクリングコース」を掲載した「町田シティマップナビタ」の作成、配布や、町田市ホームページでの情報掲示を行いました。 2024年度 「町田市公共トイレマップ」、「町田駅周辺駐輪場マップ」、「町田シティマップナビタ」の作成、配布や、町田市ホームページでの情報掲示を行いました。 9 住宅バリアフリー化改修工事の助成・住宅改修アドバイザーの派遣 担当課:住宅課、介護保険課、障がい福祉課 9-1 実施目標 ・住宅バリアフリー化改修工事助成の実施 2023年から2026年 ・住宅改修アドバイザー派遣の実施 2023年から2026年 9-2 事業実施の進捗状況  住宅課 2023年度は順調 2024年度は概ね順調 介護保険課及び障がい福祉課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに順調 9-3 取組内容 2023年度 【住宅課】2023年5月15日から助成を開始し、21件の申請に対し助成を行いました。 【介護保険課】介護保険の住宅改修や設備改修を行う方からの依頼に基づき、住宅改修の施工に関する助言及び指導を行うアドバイザーを無料で派遣しました(2023年2月現在142件)。 【介護保険課】ホームページ、ケアマネジャー向けの研修等で、制度の周知を行いました。 【介護保険課】アドバイザー間の知識の平準化を図るため、住宅改修アドバイザー会議を2回開催しました。 【障がい福祉課】他課や障がい者支援センターと連携を取りながら、市民への周知を行いました。また、相談対応の質の向上を目的に住宅改修アドバイザー(建築士)による障がい者支援センターの職員への研修を行いました。 2024年度 【住宅課】2024年6月10日から助成を開始し、21件の申請に対し助成を行いました。 【介護保険課】介護保険の住宅改修や設備改修を行う方からの依頼に基づき、住宅改修の施工に関する助言及び指導を行うアドバイザーを無料で派遣しました(2024年2月現在140件)。 【介護保険課】アドバイザー間の知識の平準化を図るため、住宅改修アドバイザー会議を2回開催しました。 【障がい福祉課】他課や障がい者支援センターと連携を取りながら、市民への周知を行いました。また、相談対応の質の向上を目的に市担当者による障がい者支援センターの職員への研修を行いました。 10 交通環境・地域で支える交通(移動支援)の整備 担当課:交通事業推進課、高齢者支援課 10-1 実施目標 ・鉄道事業者に対する補助(毎年度)による鉄道駅ホームドアの整備 2023年から2026年 ・多様な主体が連携した交通の取組や新たな交通の実用化・実証実験 2023年から2026年(2023年度新規2地区、2024年度新規1地区、2025年度新規1地区、2026年度新規1地区) ・地域の相談に対応し地域で取り組む移動サービスの支援 2023年から2026年 10-2 事業実施の進捗状況 交通事業推進課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 高齢者支援課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに順調 10-3 取組内容 2023年 【交通事業推進課】小田急町田駅ではホームドアの整備工事が行われ、2024年3月2日に全線において供用が開始されました。この整備に対し、町田市は東京都とともに小田急電鉄に対し補助金の交付を行いました。 【交通事業推進課】2023年6月2日に玉川学園地区において地域による支え合い交通「さくら号」の実証実験が開始されました。この取組に対し、町田市は技術的・財政的支援を行いました。 【高齢者支援課】外出に困っている地域や送迎が必要な団体でドライバーとして活躍できる方を養成するため、「地域支え合い型ドライバー養成研修」を1回開催し、研修終了後は、住民団体等が実施する移動支援のドライバー活動につなげました。 【高齢者支援課】また、高齢者支援センターと連携して活動団体へ情報提供や助言を行うなど、活動を継続するための支援を行いました。 2024年 【交通事業推進課】小田急鶴川駅にて駅改良工事の一環としてホームドアの整備を行う予定です。2028年度の工事完了に向けて鉄道事業者が整備時期を検討しており、地区街づくり課と業務分担を決定し、情報共有を進めました。 【交通事業推進課】2024年4月1日に鶴川地区において地域による支え合い交通「フリーモビリティ」の運行が開始しました。この取組に対し、町田市は技術的・財政的支援を行いました。 【高齢者支援課】外出に困っている地域や送迎が必要な団体でドライバーとして活躍できる方を養成するため、「地域支え合い型ドライバー養成研修」を1回開催し、地域で活動している団体を紹介することにより、住民団体等が実施する移動支援のドライバー活動につながるよう働きかけを行いました。 【高齢者支援課】現在活動している団体に対し、高齢者支援センターと連携して活動への助言や他団体の情報提供を行うなど、活動継続のための支援を行いました。 11 共同配車センターの運営 担当課:福祉総務課、社会福祉協議会 11-1 実施目標 ・福祉輸送サービスの周知及び支援 2023年から2026年 11-2 事業実施の進捗状況  福祉総務課及び社会福祉協議会 2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 11-3 取組内容 2023年度 【福祉総務課】福祉輸送サービス共同配車センターの運営内容や課題について、運営主体である町田市社会福祉協議会や運行事業者との担当者会議を定期的に開催し、検討を行いました。 【社会福祉協議会】「高齢者のための暮らしのてびき」、「障がい者サービスガイドブック」、「みんなのおでかけマップ(町田市バリアフリーマップ)」の他、社会福祉協議会(以下、社協)のホームページ等において福祉輸送サービスの周知を行いました。また、町田市、委託業者、社協による定例会議を行い、2022年度に実施したアンケートと登録会員の現況把握をもとにニーズや課題、安定したサービス提供を検討し事業者及び利用者支援を行いました。 2024年度 【福祉総務課】福祉輸送サービス共同配車センターの運営内容や課題について、運営主体である町田市社会福祉協議会や運行事業者との担当者会議を定期的に開催し、検討を行いました。 【福祉総務課】年度当初の運転手ボランティア確保に向けて、広報まちだ1月1日号で運転手募集の記事を掲載しました。 【社会福祉協議会】「高齢者のための暮らしのてびき」、「障がい者サービスガイドブック」、「みんなのおでかけマップ(町田市バリアフリーマップ)」、及び社会福祉協議会のホームページで事業の周知を行いました。また、2024年度は登録会員に向けて事業利用に関するアンケートを実施し、その結果を町田市・委託業者・社会福祉協議会による定例会議にて共有しました。これにより、ニーズや課題の把握、安定したサービス提供の検討を行い、事業者及び利用者支援を実施しました。 推進分野2 12 心のバリアフリー、ユニバーサルデザインの普及啓発(重点事業) 担当課:福祉総務課 12-1 実施目標 ・教育啓発特定事業計画の検討・策定 2023年から2024年 ・策定した計画の実施 2025年から2026年 ・心のバリアフリーの認知度(50%以上) 2023年から2026年(2023年度35%以上、2024年度40%以上、2025年度45%以上、2026年度50%以上) ・「心のバリアフリーハンドブック」全面改訂 2023年から2024年 12-2 事業実施の進捗状況  2023年度と2024年度の進捗状況はともに順調 12-3 取組内容 2023年 ・相原駅周辺地区における心のバリアフリーをより一層推進していくため、相原駅周辺地区バリアフリー基本構想に「教育啓発特定事業計画」を位置付けました。 ・「心のバリアフリーハンドブック」改定に当たって、障がい当事者へのヒアリングを実施し、骨子案に反映しました。 ・町田市ちょこっとアンケートを実施し、心のバリアフリーという用語を理解している人の割合は36.7%でした。 2024年 ・成瀬駅周辺地区における心のバリアフリーをより一層推進していくため、成瀬駅周辺地区バリアフリー基本構想に「教育啓発特定事業計画」を位置付けました。 ・1月に実施した町田市庁舎バリアフリーツアー(参加者数:14名)やX(旧Twitter)での啓発(投稿数:36件、総閲覧数:48,116件)等の心のバリアフリーに係る普及啓発を行った結果、町田市ちょこっとアンケートにおいて心のバリアフリーという言葉を「聞いたことがあり、意味も理解している」と回答した人の割合は45.7%でした。 ・障がい当事者や子どもへのヒアリングを実施・反映し、「心のバリアフリーハンドブック」を改定しました。 13 市立小・中学校での心のバリアフリー教育の推進 担当課:教育センター、指導課 13-1 実施目標 ・心のバリアフリー教育の実施 2023年から2026年 13-2 事業実施の進捗状況  教育センター及び指導課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 13-3 取組内容 2023年度 児童生徒の発達段階に応じ、障がいの有無にかかわらず、共に社会性や人間性を育み、お互いを尊重し合う「心のバリアフリー教育」を具体的に推進してきました。具体的には、通常の学級と特別支援学級<特別支援学校>との交流の機会を確保することで、交流教育を推進することができました。 2024年度 児童生徒の発達段階に応じ、障がいの有無にかかわらず、共に社会性や人間性を育み、お互いを尊重し合う「心のバリアフリー教育」を引き続き実施してきました。具体的には、通常の学級と特別支援学級<特別支援学校>との交流の機会を確保することや今後の取り組みについて関係者間で協議することで、交流教育を推進することができました。 14 福祉教育の実施 担当課:社会福祉協議会、福祉総務課 14-1 実施目標 ・福祉教育の実施 2023年から2026年 14-2 事業実施の進捗状況  社会福祉協議会及び福祉総務課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 14-3 取組内容 2023年度 【社会福祉協議会】福祉体験学習を小学校32校、中学校5校で実施しました。手話18、点字17、車いす20、アイマスク23、障がいのある方からの講話17の授業にボランティア団体、障がい当事者を含む団体や障がい当事者から協力いただきました。 【福祉総務課】福祉教育の現場を見学して現状を把握したほか、町田市社会福祉協議会と「心のバリアフリーハンドブック」を活用した福祉教育が実施できないか検討を行いました。 2024年度 【社会福祉協議会】福祉体験学習を小学校32校、中学校3校、中学校1校で実施しました。手話23、文字支援1、点字16、車いす16、アイマスク22、障がいのある方からの講話16、ボランティア学習1の授業にボランティア団体、障がい当事者を含む団体や障がい当事者から協力いただきました。 15 生涯学習におけるユニバーサルデザインの啓発 担当課:生涯学習センター 15-1 実施目標 ・「生涯学習センター」の事業計画に基づき運営 2023年から2026年 ・持続可能な仕組みづくり 2023年から2026年 15-2 事業実施の進捗状況  2023年度は順調 2024年度は概ね順調 15-3 取組内容 2023年度 ・「生涯学習センター」の事業計画に基づき、「まちだの福祉講座」事業及び「障がい者青年学級」事業を実施しました。 ・より多くの障がい者の方に生涯学習の機会を提供できるように「障がい者青年学級」事業の持続可能な仕組みの再構築に向けた検討を行いました。 2024年度 ・「町田市生涯学習センター運営見直し実行計画」に基づき、「まちだの福祉講座」事業及び「障がい者青年学級」事業を実施しました。 ・支援スタッフが減少傾向にあるなか、改修工事に伴う生涯学習センターの休館中においても、支援スタッフをはじめ事業関係者と「障がい者青年学級」事業を継続し安全に実施できるよう、検討を重ねました。 16 市職員の心のバリアフリー研修の実施 担当課:職員課、福祉総務課 16-1 実施目標 ・職員研修の実施 2023年から2026年 ・アンケート等の実施・検討 2023年から2026年 16-2 事業実施の進捗状況  職員課及び福祉総務課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに順調 16-3 取組内容 2023年度 【職員課】新規採用職員研修において、心のバリアフリーを含む「ユニバーサル社会推進のまちづくり」研修を実施しました。 【職員課】市職員の「障害」への理解を深めるため「障害平等研修」を実施しました。 【福祉総務課】新規採用職員に向けて、ユニバーサル社会のまちづくりを学ぶ研修を行いました。 【福祉総務課】情報バリアフリーの一環として、庁内希望者へ音声コード「Uni-Voice」の操作研修を実施し、視覚障がい者や高齢者への情報アクセシビリティの必要性について啓発を行いました。(参加者数:22名) 2024年度 【職員課】新規採用職員研修において、心のバリアフリーを含む「ユニバーサル社会推進のまちづくり」研修を実施しました。 【職員課】市職員の「障害」への理解を深めるため「障害平等研修」を実施しました。 【職員課】市職員の手話を学ぶ意欲を高めるために、「手話入門研修」を行いました。 【福祉総務課】情報バリアフリーの一環として、庁内希望者へ音声コード「Uni-Voice」の操作研修を1月に実施し、視覚障がい者や高齢者とのコミュニケーションに便利なアプリの情報の紹介や、その人々への情報アクセシビリティの必要性について啓発を行いました。(参加者数:15名) 【福祉総務課】福祉総務課や選挙管理委員会と連携し、障がい理解に関してのeラーニングを実施しました。 17 交通安全情報の発信及び交通安全学習の充実 担当課:市民生活安全課 17-1 実施目標 ・交通安全情報の発信及び交通安全学習の充実 2023年から2026年 17-2 事業実施の進捗状況  2023年度と2024年度の進捗状況はともに順調 17-3 取組内容 2023年度 ・広報まちだで、自転車の交通ルールや自転車用ヘルメット着用の必要性を周知しました。 ・市立小学校42校において3年生を対象とした自転車教室、市立中学校7校においてスタントマンを活用した自転車教室を実施しました。 ・高齢運転者や、福祉施設等で送迎を行っている方を対象とした安全運転実技教室を実施しました。 ・特別支援学校において、障がいの度合に合わせて交通ルールを学べる交通安全教室を実施しました。 2024年度 ・市立小学校42校において3年生を対象とした自転車教室、市立中学校7校においてスタントマンを活用した自転車教室を実施しました。 ・高齢運転者や、福祉施設等で送迎を行っている方を対象とした安全運転実技教室を実施しました。 ・自転車用ヘルメット着用の更なる促進のため、ヘルメット着用の有用性を訴える動画及びポスター・チラシを作成しました。 18 情報のバリアフリー、ユニバーサルデザインの推進(重点事業) 担当課:福祉総務課、広報課 18-1 実施目標 ・情報のバリアフリー、ユニバーサルデザインの周知・啓発 2023年から2026年 ・「情報バリアフリーハンドブック」全面改訂 2023年から2024年 ・広報活動の市民満足度(2026年度72%以上) 2023年から2026年 18-2 事業実施の進捗状況 福祉総務課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに順調 広報課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 18-3 取組内容 2023年度 【福祉総務課】情報バリアフリー啓発の一環として、音声コード「Uni-Voice」を市職員の誰もが作成できるよう、作成ソフトを導入しました。 【福祉総務課】「情報バリアフリーハンドブック」改定に当たって、障がい当事者へのヒアリングを実施し、骨子案に反映しました。 【広報課】必要な情報が必要とする人に適切に届くよう、市の情報を発信している情報ツール(広報紙、ホームページ、SNSなど)をPRするため、市内で開催されるイベント等に出展しました。 【広報課】広報まちだ6月1日号からLINEのプッシュ通知を、10月1日号から「いちのいち」での配信を開始しました。 【広報課】視覚障がい者や高齢者、外国人に有効な情報配信ツール「カタログポケット」を導入し広報紙の配信を開始しました。 2024年度 【福祉総務課】X(旧Twitter)で、情報バリアフリーについて、発信を行いました(投稿数:7件、総閲覧数:2,721件)。発信形態はクイズ形式にしました。 【福祉総務課】「情報バリアフリーハンドブック」については、商工会議所サービス部会の協力を得て、情報バリアフリーハンドブック改定に係るアンケートを実施・反映し、ハンドブックを改定しました。 【福祉総務課】「情報バリアフリーハンドブック」の改定に係るプレスリリースを行い、1社の全国紙の地方版の記事となりました。 【福祉総務課】商工会議所と情報バリアフリー等の合理的配慮について勉強会を2回行いました。 【広報課】町田市ホームページを更改し、子どもや高齢者、障がい者、外国人などにとっても見やすいユニバーサルデザインフォントを採用しました。 【広報課】電子チラシサービス(アプリ)「Shufoo!(シュフー)」を導入しました。 【広報課】必要な情報が必要とする人に適切に届くよう、市内で開催されたイベントなどで、市の情報を発信している情報ツール(広報紙、ホームページ、SNSなど)をPRしました。 19 手話通訳者・要約筆記者の派遣 担当課:障がい福祉課 19-1 実施目標 ・手話通訳者、要約筆記者の派遣 2023年から2026年 19-2 事業実施の進捗状況  2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 19-3 取組内容 2023年度、2024年度ともに ・手話通訳者・要約筆記者を派遣し、コミュニケーション支援を実施しました。 ・手話通訳者の派遣を利用している聴覚障がい者との懇談会を開催しました。 20 「高齢者のための暮らしのてびき」及び「障がい者サービスガイドブック」の作成 担当課:いきいき総務課、障がい福祉課 20-1 実施目標 ・各てびき・ガイドブックの発行及び配布 2023年から2026年 20-2 事業実施の進捗状況  いきいき総務課及び障がい福祉課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに順調 20-3 取組内容 2023年度 【いきいき総務課】3年に1度発行しており、2024年4月発行に向けて、関係する庁内各課や外部の関係機関に掲載内容の確認を行い、13,000部を作成、発行予定です。 【障がい福祉課】障がいに関する各種相談窓口や制度、市内事業所一覧等を記載した「障がい者サービスガイドブック」を継続して発行し、相談窓口等の周知を図ることで、障がいがある人に必要な情報やサービスが行き届くようにしました。 【障がい福祉課】音訳版、点訳版、音声コード版を作成し、視覚障がいがある人にもガイドブックの情報が届くようにしました。 2024年度 【いきいき総務課】3年に1度発行しており、2024年4月に13,000部を発行しました。 【障がい福祉課】障がいに関する各種相談窓口や制度、市内事業所一覧等を記載した「障がい者サービスガイドブック」を継続して発行し、相談窓口等の周知を図ることで、障がいがある人に必要な情報やサービスが行き届くようにしました。 【障がい福祉課】音訳版、点訳版、音声コード版を作成し、視覚障がいがある人にもガイドブックの情報が届くようにしました。 21 「まちだ子育てサイト」による子育て情報の発信 担当課:子ども総務課 21-1 実施目標 ・情報の発信及び更新 2023年から2026年 ・SNSの発信件数 2023年から2026年(2023年度180件、2024年度216件、2025年度228件、2026年度240件) 21-2 事業実施の進捗状況  2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 21-3 取組内容 2023年度 ・まちだ子育てサイトのトップページにある「目的からさがす」の項目に「オンライン申請」、「地図からさがす」の項目に「障がい児通所施設」を新設し、情報を探しやすくしました。 ・庁内への周知及び掲載の呼び掛けを行うことで、子どもやその保護者向けのイベント情報の充実を図りました。 ・庁内他部署が発信した子どもや子育てに関する情報を引用発信するなど、発信対象を拡大することで発信内容のさらなる充実を図りました。 2024年度 ・夏休みのイベント情報、年末年始の施設開所状況などをまとめたページを全体として作成し、トップページからアクセスできるようにすることで、情報を探しやすくしました。 ・庁内への周知及び掲載の呼び掛けを行うことで、子どもやその保護者向けのイベント情報の充実を図りました。 ・庁内他部署が発信した子どもや子育てに関する情報を引用発信するなど、発信内容のさらなる充実を図りました。 22 図書館サービスのユニバーサルデザイン整備 担当課:図書館 22-1 実施目標 ・視覚障がい者等向け資料の充実 2023年から2026年 ・ボランティアとの連携、ボランティア講座の実施(年1回) 2023年から2026年 ・「電子書籍サービス」の提供 2023年から2026年(2023年度4,900点追加提供、2024年度1,000点追加提供、2025年度2,000点追加提供、2026年度1,000点追加提供) 22-2 事業実施の進捗状況  2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 22-3 取組内容 2023年度 ・視覚障がい者等向け資料の充実を図るため、マルチメディアデイジー資料を購入しました。 ・ボランティアの技能向上を図るため、音訳経験者に向けた専門的な内容の講座を1回実施しました。 ・「電子書籍サービス」のタイトル数を増やし、サービス充実を図りました。 2024年度 ・視覚障がい者向けに録音図書再生機器の貸出制度を開始しました。 ・視覚障がい者等向け資料の充実を図るため、マルチメディアデイジー資料を購入しました。 ・経験者向けの点訳ボランティア講座を実施し、9名の方々にご参加いただきました。 ・「電子書籍サービス」のタイトル数を増やし、サービス充実を図りました。 ・視覚障がい者専用電子図書館「アクセシブルライブラリー」を導入し、視覚障がい者の読書環境の充実を図りました。 23 「町田市バリアフリーマップ」の整備 担当課:福祉総務課 23-1 実施目標 ・情報の更新・拡充(毎年度) 2023年から2026年 ・ホームページのリニューアル 2023年から2024年 ・新ホームページの運営 2025年から2026年 23-2 事業実施の進捗状況  2023年度と2024年度の進捗状況はともに順調 23-3 取組内容 2023年度 ・各施設の整備状況の調査に基づき、町田市バリアフリーマップホームページを更新し、情報を提供しています。 ・スマートフォンからのアクセスに対応した視認性と検索性の高いホームページにリニューアルを行いました。 2024年度 ・各施設の整備状況の調査に基づき、町田市バリアフリーマップホームページを更新し、情報を提供しています。 ・11月30日に開催されたまちカフェにブースを出展し、40名の方にご来場いただきました。来場者の方にはバリアフリーマップについて理解を深めていただきました。 推進分野3 24 避難施設のユニバーサルデザイン整備(重点事業) 担当課:施設課・新たな学校づくり推進課、防災課 24-1 実施目標 ・体育館のユニバーサルデザインによる施設整備 2023年から2026年 ・避難施設の環境整備 2023年から2026年 24-2 事業実施の進捗状況  施設課・新たな学校づくり推進課及び防災課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 24-3 取組内容 2023年度 【施設課】建替えを行う2地区でPFI事業者の公募を開始し、1地区で基本・実施設計に着手しました。 【防災課】具体的な要配慮者の滞在スペースについて定めた避難施設データベースを、各避難施設開設・運営担当対策部及び町田市指定職員に周知・情報共有を図りました。また、地域との接点である避難施設関係者連絡会を71避難施設で開催し、自主防災組織等の地域住民へ周知・情報共有しました。加えて、障がい者、高齢者、乳幼児等の要配慮者に配慮するため、アルファ化米の個食パック化やユニバーサルデザインに配慮した備蓄食料の検討・導入を実施しました。 2024年度 【施設課】PFI方式で整備する2地区について事業者と契約を締結し、従来方式で整備する1地区で基本・実施設計に着手しました。 【防災課】防災に関する情報をまとめた「町田市防災WEBポータル」及び「町田防災カレッジ」にて様々な情報発信を実施しました。障がい者、高齢者、乳幼児等の要配慮者における災害時の生活環境改善のため、エアーマット用のポンプを配備することに加え、乳幼児用の液体ミルク及び哺乳瓶を整備しました。また、個食需要を鑑み、炊き出し食と個食の割合の見直しを行い、個食数を増やすため、数年かけて段階的な整備に努めています。 【防災課】避難施設開設訓練や防災教育等でマンホールトイレの周知を行っています。マンホールトイレを整備しない都立高校等8施設については、代替としてラップ式トイレを導入しました。 25 避難行動要支援者名簿の作成 担当課:福祉総務課 25-1 実施目標 ・避難行動要支援者名簿の作成・提供 2023年から2026年 25-2 事業実施の進捗状況  2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 25-3 取組内容 2023年度 ・2022年度に避難行動要支援者名簿の対象要件の見直しを行ったため、2023年度から新たな要件で避難行動要支援者名簿を作成しました。作成した名簿は、災害に備え、消防・警察・社会福祉協議会等の関係者に提供を行いました。 ・2024年度から稼働予定となっている、避難行動要支援者名簿の作成や管理等を行うための「避難行動要支援者等管理システム」のシステム構築を並行して行いました。 2024年度 ・例年通り、避難行動要支援者名簿を作成し、作成した名簿は、災害に備え、消防・警察・社会福祉協議会等の関係者に提供を行いました。 ・2024年度から「避難行動要支援者等管理システム」を使用して、避難行動要支援者名簿の作成及び個別避難計画の管理を開始しました。 26 二次避難施設(福祉避難所)の確保 担当課:障がい福祉課、いきいき総務課 26-1 実施目標 ・二次避難施設(福祉避難所)の設置に関する協定締結 2023年から2026年 ・二次避難施設(福祉避難所)開設訓練の実施(毎年度) 2023年から2026年 26-2 事業実施の進捗状況  障がい福祉課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに順調 いきいき総務課 2023年度は概ね順調 2024年度は順調 26-3 取組内容 2023年度 【障がい福祉課】22か所の二次避難施設(福祉避難所)と協定を継続して締結しました。 【障がい福祉課】2024年12月16日に二次避難施設開設訓練を行いました。 【いきいき総務課】高齢者福祉施設と障がい者福祉施設の合同の二次避難施設調整会議を実施し、市と協定締結施設及び協定締結施設間での情報共有と意見交換を行いました。 【いきいき総務課】特別養護老人ホームかりん・町田で二次避難施設開設訓練を実施しました。輸送訓練と合同で実施することで、発災時の要配慮者移送の連携体制を確認しました。 2024年度 【障がい福祉課】22か所の二次避難施設(福祉避難所)と協定を継続して締結しました。 【障がい福祉課】2024年9月に二次避難施設(福祉避難所)協定しているすべての施設の現地確認を行いました。 【障がい福祉課】2024年10月に二次避難施設(福祉避難所)開設訓練を行いました。 【障がい福祉課】2025年1月に二次避難施設(福祉避難所)調整会議を書面により開催しました。 【いきいき総務課】高齢者福祉施設と障がい者福祉施設の合同の二次避難施設調整会議を書面開催で実施し、二次避難施設連絡票のオンライン申請の操作確認と、より実効性のある申請について検討を行いました。 【いきいき総務課】特別養護老人ホームいづみの里で二次避難施設開設訓練を実施しました。輸送訓練と合同で実施することで、発災時の要配慮者移送の連携体制を確認しました。 27 避難経路等のユニバーサルデザイン整備 担当課:道路整備課、住宅課 27-1 実施目標 ・無電柱化整備 2023年から2026年(2023年度整備済延長(累計)4.98km、2024年度4.98km、2025年度4.98km、2026年度5.88km) ・ブロック塀等撤去助成 2023年から2026年 27-2 事業実施の進捗状況  道路整備課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに順調 住宅課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 27-3 取組内容 2023年度 【道路整備課】早期に工事を発注したことや発注後の進捗管理を徹底したことで、予定通り工事を完了しました。 【住宅課】2023年4月1日から助成を開始し、8件の申請に対し助成を行いました。 2024年度 【道路整備課】早期に工事を発注したことや発注後の進捗管理を徹底したことで、予定通り工事を完了しました。 【住宅課】2024年4月1日から助成を開始し、11件の申請に対し助成を行いました。 28 避難輸送の体制整備 担当課:福祉総務課、障がい福祉課、いきいき総務課、社会福祉協議会 28-1 実施目標 ・協定先の拡充検討 2023年から2024年 ・検討結果に基づく新たな協定先の拡充 2025年から2026年 ・避難輸送訓練の実施(毎年度) 2023年から2026年 28-2 事業実施の進捗状況  福祉総務課 2023年度は順調 2024年度は概ね順調 障がい福祉課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに順調 いきいき総務課 2023年度は順調 2024年度は概ね順調 社会福祉協議会 2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 28-3 取組内容 2023年度 【福祉総務課】福祉総務課で実施している避難輸送訓練について、障がい福祉課、いきいき総務課が実施する二次避難施設開設訓練と合同で行い、災害時の避難行動要支援者の円滑な移送に向けた訓練を実施することができました。 【障がい福祉課】町田市福祉輸送サービス共同配車センター事業、町田市市民外出支援サービス事業及び町田市やまゆり号運行サービス事業の協定に規定する避難輸送について、町田市総合防災訓練の開催に併せ、発災を想定した実動訓練を実施しました。 【いきいき総務課】輸送訓練を二次避難施設開設訓練と一体的に実施し、発災時の要配慮者移送の連携体制を確認しました。 【社会福祉協議会】2023年12月16日(日)に忠生地区にて災害時における避難行動要援護者の避難輸送訓練を実施しました。訓練には町田市(福祉総務課、障害福祉課、いきいき総務課)、共同配車センター、NPO法人町田ハンディキャブ友の会、小田急交通南多摩株式会社、社会福祉協議会(以下、社協)が参加し、あいちゃん号及びやまゆり号を使用し、一次避難施設(忠生第三小学校を想定)から二次避難施設(町田荘及び特別養護老人かりん・町田)への輸送を実施しました。 2024年度 【福祉総務課】福祉総務課で実施している避難輸送訓練について、障がい福祉課、いきいき総務課が実施する二次避難施設開設訓練と合同で行い、災害時の避難行動要支援者の円滑な移送に向けた訓練を実施することができました。 【福祉総務課】協定先については検討しましたが、その後の運用面のスキームが確立できなかったため、共同配車センターの今後の在り方と同時に協定先についても見直していきます。 【障がい福祉課】2023年度と同じ 【いきいき総務課】2023年度と同じ 【社会福祉協議会】2024年10月5日(土)、町田地区で災害時の避難行動要援護者の避難輸送訓練を実施しました。訓練には町田市(福祉総務課、障害福祉課、いきいき総務課)、共同配車センター、NPO法人町田ハンディキャブ友の会、小田急交通南多摩株式会社、社会福祉協議会が参加しました。あいちゃん号及びやまゆり号を使用し、一次避難施設(町田第一小学校を想定)から二次避難施設(プラスアルファ及び七五三会 いづみの里)への輸送を実施しました。 29 防災情報のユニバーサルデザイン整備 担当課:広報課、防災課 29-1 実施目標 ・多様な媒体による防災情報の発信 2023年から2026年 29-2 事業実施の進捗状況  広報課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに順調 防災課 2023年度は順調 2024年度は概ね順調 29-3 取組内容 2023年度 【広報課】市のホームページの非常時用トップページへの切替訓練を実施しました。 【広報課】風水害時に市民生活への影響が予想される際に、市のホームページのトップページのお知らせに「悪天候に伴うお知らせ」を掲載しました。 【広報課】市のホームページのブランディングエリアに「町田市WEB防災ポータル」のリンクを表示しました。 【防災課】町田市防災システムの更改に併せて、市民向け防災ポータルサイトを開設しました。 【防災課】平時においては、市内の天気や気象情報、ハザードマップ等の災害時に役立つ各種情報を掲載することで、事前の備えとして使っていただけるようにし、災害時においては、避難情報や避難施設の開設状況をスムーズに発信できるよう導入しました。 2024年度 【広報課】町田市ホームページのリニューアルを実施し、ホームページ内の文章を平易な日本語に自動変換する機能を搭載しました。また、緊急時には各コンテンツにもお知らせを掲載できるように改修しました。 【広報課】風水害時に市民生活への影響が予想される際に、市のホームページのトップページのお知らせに「悪天候に伴うお知らせ」を掲載しました。 【広報課】市のホームページのブランディングエリアに「町田市WEB防災ポータル」のリンクを表示しました。 【防災課】小中学校等の避難施設(60施設)にホームルーターを6台ずつ配備し、災害時においても避難施設でインターネット通信ができる環境を整備しました。 【防災課】避難施設関係者連絡会や避難施設開設訓練を通じて、地域住民に対して、防災WEBポータルの周知を行いました。 30 災害時における社会福祉施設等の情報共有体制整備 担当課:障がい福祉課、いきいき総務課、子ども総務課 30-1 実施目標 ・情報共有体制整備及び必要に応じた見直し 2023年から2026年 ・情報伝達訓練の実施(毎年度) 2023年から2026年 30-2 事業実施の進捗状況  障がい福祉課及びいきいき総務課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに概ね順調 子ども総務課 2023年度と2024年度の進捗状況はともに順調 30-3 取組内容 2023年度 【障がい福祉課】二次避難施設(福祉避難所)調整会議を開催し、情報共有体制についてミーティングを行いました。 【いきいき総務課】情報共有体制の見直しについては、オンライン化に向けて検討を実施しました。 【いきいき総務課】情報伝達訓練を実施し、市内全介護サービス事業所、高齢者福祉施設等と、災害時の情報共有体制の確認を行いました。 【子ども総務課】子ども生活部所管施設について、9月1日に子ども生活部所管施設を対象とした情報伝達訓練を実施しました。 【子ども総務課】訓練では、「児童福祉施設等災害時情報共有システム」等を使用し、各施設の被災状況を集約し、集約した内容について、6月から新たに開設された「町田市防災WEB ポータル」に情報を掲載することで、保護者等が閲覧できるようにしました。 2024年度 【障がい福祉課】町田市障害福祉サービス事業所等災害時情報伝達訓練を実施しました。 【いきいき総務課】情報共有体制の見直しについては、二次避難施設のみを対象とした様式の申請をオンライン化しました。 【いきいき総務課】情報伝達訓練を実施し、市内全介護サービス事業所、高齢者福祉施設等と、災害時の情報共有体制の確認を行いました。 【子ども総務課】子ども生活部所管施設について、9月2日に子ども生活部所管施設を対象とした情報伝達訓練を実施予定でしたが、台風10号への対応と重なったため、直前で訓練を中止しました。 以上。