まちだユニバーサル社会推進計画(第3次町田市福祉のまちづくり推進計画)2023年度推進事業取組結果 ※2023年度推進事業の内容については、「まちだユニバーサル社会推進計画(第3次町田市福祉のまちづくり推進計画)」の24ページから64ページをご覧ください。 《推進分野1》施設等整備のユニバーサルデザインの推進 車椅子使用者対応トイレの拡張等、より一層の施設整備に取り組みます。また、心のバリアフリー等のソフト対策を、バリアフリー基本構想に追加し、ハード対策とソフト対策を一体的に推進します。 推進事業 (1)バリアフリー基本構想の進行管理(重点事業) 担当課:交通事業推進課 実績: ・バリアフリー基本構想の進行管理 ・バリアフリー基本構想の改定(1地区) ・全地区のバリアフリー基本構想に教育啓発特定事業を追加(1地区) 取組内容: ・全地区(10地区)のバリアフリー基本構想の特定事業計画の進捗状況について事業の実施主体に実績照会を行うとともに、各実施主体に対して計画的な事業実施の依頼を行いました。 ・街の状況変化等を踏まえ、相原駅周辺地区バリアフリー基本構想の改定を行い、エリアや対象施設・経路・特定事業などの見直しを行うとともに、新たに教育啓発特定事業及びソフト対策事業(合理的配慮)を位置づけ、ハード・ソフト両面からバリアフリー化を推進していくことを明記しました。 (2)福祉のまちづくり総合推進条例・適合証制度の普及啓発(重点事業) 担当課:福祉総務課、土地利用調整課 実績: ・制度の周知、啓発 ・新たな「適合証」の普及・啓発の実施 取組内容: 《福祉総務課》「町田市福祉のまちづくり総合推進条例整備基準等マニュアル」の改訂を行ったほか、条例に関する「障がい者用駐車区画」や「車椅子使用者対応トイレ」についての適正利用について関係課との検討を行いました。 《土地利用調整課》ウェブサイト、窓口資料において、制度(施設整備、適合証)の周知、啓発を行いました。 (3)バリアフリー、ユニバーサルデザインによる市の建築物の整備 担当課:福祉総務課、土地利用調整課 実績: ・施設整備における情報共有の仕組みを検討 取組内容: ・新規の施設整備を実施予定の課に対し、バリアフリー・ユニバーサルデザインの観点から助言や作成書類の確認等を行いました。 ・施設整備における情報共有の仕組みの検討を進めています。 (4)ユニバーサルデザインによる市立学校の教育環境整備 担当課:施設課、新たな学校づくり推進課 実績: ・エレベーター設置工事4校着工 ・事業者公募開始 ・1校基本・実施設計着手 取組内容: ・2022年度に設計を完了した中学校4校につき、エレベーターの設置工事に着手しました。 ・建替えを行う2地区でPFI事業者の公募を開始しました。 ・建替えを行う1地区の基本・実施設計に着手しました。 (5)歩道のバリアフリー改善整備(歩道整備・舗装補修) 担当課:道路整備課、道路維持課 実績: ・町田623号線(消防署前)道路改良工事 ・鶴川駅北口駅前交通広場整備工事 ・歩道舗装補修工事実施 取組内容: 《道路整備課》早期に工事を発注したことや発注後の進捗管理を徹底したことで、予定通り工事を完了しました。 《道路維持課》19件の歩道舗装補修工事を行い、安全で安心して歩ける快適な歩行空間を形成しました。 (6)放置自転車対策 担当課:道路管理課 実績: ・放置自転車等の対策実施による放置自転車の減少 取組内容: ・駅周辺に放置禁止区域を設置し、放置自転車に対する警告・撤去を行いました。 ・駐輪場シェアサービス「みんちゅうSHARE-LIN」により、空いている土地・スペースを駐輪場として活用することで、放置自転車等の減少に取り組みました。 ・町田駅周辺の駐輪場マップを作成し、各駅の自転車等駐車場や公共施設等で配布しました。 ・南町田グランベリーパーク駅東自転車駐車場を2023年4月に開設しました。 (7)バリアフリー、ユニバーサルデザインによる公園の整備 担当課:公園緑地課 実績: ・公園のバリアフリー、ユニバーサルデザイン整備 ・遊具広場整備(野津田公園)アンケート公表 取組内容: ・公園のバリアフリー、ユニバーサルデザイン整備:町田市福祉のまちづくり総合推進条例で定める整備基準等に基づき、公園整備を行いました。また、忠生スポーツ公園にはインクルーシブ遊具を導入しました。 ・遊具広場整備(野津田公園):遊具広場を含む野津田公園時期整備区域について、2022年度に実施したアンケートを取りまとめ、公表しました。 (8)公共トイレ計画の推進 担当課:環境共生課 実績: ・町田市ホームページへの掲載 ・公共トイレマップの配布 ・協力店ステッカー設置状況の確認 取組内容: ・「町田市公共トイレマップ」、「町田駅周辺駅周辺駐輪場マップ」、「まちだめぐりサイクリングコース」を掲載した「町田シティマップナビタ」の作成、配布や、町田市ホームページでの情報掲示を行いました。 (9)住宅バリアフリー化改修工事の助成・住宅改修アドバイザーの派遣 担当課:住宅課、介護保険課、障がい福祉課 実績: ・住宅バリアフリー化改修工事助成の実施 ・住宅改修アドバイザー派遣の実施 取組内容: 《住宅課》2023年5月15日から助成を開始し、21件の申請に対し助成を行いました。 《介護保険課》介護保険の住宅改修や設備改修を行う方からの依頼に基づき、住宅改修の施工に関する助言及び指導を行うアドバイザーを無料で派遣しました(2023年2月現在142件)。ホームページ、ケアマネジャー向けの研修等で、制度の周知を行いました。アドバイザー間の知識の平準化を図るため、住宅改修アドバイザー会議を2回開催しました。 《障がい福祉課》他課や障がい者支援センターと連携を取りながら、市民への周知を行いました。また、相談対応の質の向上を目的に住宅改修アドバイザー(建築士)による障がい者支援センターの職員への研修を行いました。 (10)交通環境・地域で支える交通(移動支援)の整備 担当課:交通事業推進課、高齢者支援課 実績: ・鉄道事業者に対する補助(毎年度)による鉄道駅ホームドアの整備:小田急町田駅ホームドア整備完了 ・多様な主体が連携した交通の取組や新たな交通の実用化・実証実験:新規1地区(玉川学園地区) ・地域の相談に対応し、地域で取り組む移動サービスの支援 取組内容: 《交通事業推進課》 ・小田急町田駅ではホームドアの整備工事が行われ、2024年3月2日に全線において供用が開始されました。この整備に対し、町田市は東京都とともに小田急電鉄に対し補助金の交付を行いました。 ・2023年6月2日に玉川学園地区において地域による支え合い交通「さくら号」の実証実験が開始されました。この取組に対し、町田市は技術的・財政的支援を行いました。 《高齢者支援課》 ・外出に困っている地域や送迎が必要な団体でドライバーとして活躍できる方を養成するため、「地域支え合い型ドライバー養成研修」を1回開催し、研修終了後は、住民団体等が実施する移動支援のドライバー活動につなげました。 ・また、高齢者支援センターと連携して活動団体へ情報提供や助言を行うなど、活動を継続するための支援を行いました。 (11)共同配車センターの運営 担当課:福祉総務課、社会福祉協議会 実績: ・福祉輸送サービスの周知及び支援 ・各種冊子及びホームページ等でのサービス周知 ・アンケートをもとにサービス向上や課題解決を検討 取組内容: 《福祉総務課》福祉輸送サービス共同配車センターの運営内容や課題について、運営主体である町田市社会福祉協議会や運行事業者との担当者会議を定期的に開催し、検討を行いました。 《社会福祉協議会》「高齢者のための暮らしのてびき」、「障がい者サービスガイドブック」、「みんなのおでかけマップ(町田市バリアフリーマップ)」の他、社会福祉協議会(以下、社協)のホームページ等において福祉輸送サービスの周知を行いました。また、町田市、委託業者、社協による定例会議を行い、2022年度に実施したアンケートと登録会員の現況把握をもとにニーズや課題、安定したサービス提供を検討し事業者及び利用者支援を行いました。 《推進分野2》心の情報のユニバーサルデザインの推進 これまで以上に学校と連携した、新たな心のバリアフリーの普及・啓発を行います。また、デジタル化に対応した情報のユニバーサルデザインに取り組みます。 推進事業 (12)心のバリアフリー、ユニバーサルデザインの普及啓発(重点事業) 担当課:福祉総務課 実績: ・教育啓発特定事業計画の検討・作成 ・心のバリアフリーの認知度36.7% ・心のバリアフリーハンドブック」改定に向けた骨子案の作成 取組内容: ・相原駅周辺地区における心のバリアフリーをより一層推進していくため、相原駅周辺地区バリアフリー基本構想に「教育啓発特定事業計画」を位置付けました。 ・「心のバリアフリーハンドブック」改定に当たって、障がい当事者へのヒアリングを実施し、骨子案に反映しました。 ・町田市ちょこっとアンケートを実施し、心のバリアフリーという用語を理解している人の割合は36.7%でした。 (13)市立小・中学校での心のバリアフリー教育の推進 担当課:教育センター、指導課 実績: ・心のバリアフリー教育の連携事業を実施 取組内容 ・児童生徒の発達段階に応じ、障がいの有無にかかわらず、共に社会性や人間性を育み、お互いを尊重し合う「心のバリアフリー教育」を具体的に推進してきました。具体的には、通常の学級と特別支援学級<特別支援学校>との交流の機会を確保することで、交流教育を推進することができました。 (14)福祉教育の実施 担当課:社会福祉協議会、福祉総務課 実績: ・福祉教育の実施 取組内容: 《社会福祉協議会》福祉体験学習を小学校32校、中学校5校で実施しました。手話18、点字17、車いす20、アイマスク23、障がいのある方からの講話17の授業にボランティア団体、障がい当事者を含む団体や障がい当事者から協力いただきました。 《福祉総務課》福祉教育の現場を見学して現状を把握したほか、町田市社会福祉協議会と「心のバリアフリーハンドブック」を活用した福祉教育が実施できないか検討を行いました。 (15)生涯学習におけるユニバーサルデザインの啓発 担当課:生涯学習センター 実績: ・「まちだ市民大学HATS『まちだの福祉』講座」事業及び「障がい者青年学級」事業の実施 ・「障がい者青年学級」事業の持続可能な仕組みの再構築に向けた検討(ニーズ調査) 取組内容: ・「生涯学習センター」の事業計画に基づき、「まちだの福祉講座」事業及び「障がい者青年学級」事業を実施しました。 ・より多くの障がい者の方に生涯学習の機会を提供できるように「障がい者青年学級」事業の持続可能な仕組みの再構築に向けた検討を行いました。 (16)市職員の心のバリアフリー研修の実施 担当課 職員課、福祉総務課 実績: ・職員研修の実施 取組内容: 《職員課》 ・新規採用職員研修において、心のバリアフリーを含む「ユニバーサルデザイン社会推進のまちづくり」研修を実施しました。 ・市職員の「障害」への理解を深めるため「障害平等研修」を実施しました。 《福祉総務課》新規採用職員に向けて、ユニバーサル社会のまちづくりを学ぶ研修を行いました。情報バリアフリーの一環として、庁内希望者へ音声コード「Uni-Voice」の操作研修を実施し、視覚障がい者や高齢者への情報アクセシビリティの必要性について啓発を行いました。(参加者数:22名) (17)交通安全情報の発信及び交通安全学習の充実 担当課:市民生活安全課 実績:・交通安全情報の発信及び交通安全学習の実施 取組内容: ・広報まちだで、自転車の交通ルールや自転車用ヘルメット着用の必要性を周知しました。 ・市立小学校42校において3年生を対象とした自転車教室、市立中学校7校においてスタントマンを活用した自転車教室を実施しました。 ・高齢運転者や、福祉施設等で送迎を行っている方を対象とした安全運転実技教室を実施しました。 ・特別支援学校において、障がいの度合に合わせて交通ルールを学べる交通安全教室を実施しました。 (18)情報のバリアフリー、ユニバーサルデザインの推進(重点事業) 担当課:福祉総務課、広報課 実績: ・情報のバリアフリー、ユニバーサルデザインの周知・啓発 ・「情報バリアフリーハンドブック」改定に向けた骨子案の作成 取組内容: 《福祉総務課》 ・情報バリアフリー啓発の一環として、音声コード「Uni-Voice」を市職員の誰もが作成できるよう、作成ソフトを導入しました。 ・「情報バリアフリーハンドブック」改定に当たって、障がい当事者へのヒアリングを実施し、骨子案に反映しました。 《広報課》 ・必要な情報が必要とする人に適切に届くよう、市の情報を発信している情報ツール(広報紙、ホームページ、SNSなど)をPRするため、市内で開催されるイベント等に出展しました。 ・広報まちだ6月1日号からLINEのプッシュ通知を、10月1日号から「いちのいち」での配信を開始しました。 ・視覚障がい者や高齢者、外国人に有効な情報配信ツール「カタログポケット」を導入し広報紙の配信を開始しました。 (19)手話通訳者・要約筆記者の派遣 担当課:障がい福祉課 実績: ・手話通訳者、要約筆記者の派遣(継続) 取組内容: ・手話通訳者・要約筆記者を派遣し、コミュニケーション支援を実施しました。 ・手話通訳者の派遣を利用している聴覚障がい者との懇談会を開催しました。 (20)「高齢者のための暮らしのてびき」及び「障がい者サービスガイドブック」の作成 担当課:障がい福祉課 実績: ・各てびき・ガイドブックの発行 取組内容: ・障がいに関する各種相談窓口や制度、市内事業所一覧等を記載した「障がい者サービスガイドブック」を継続して発行し、相談窓口等の周知を図ることで、障がいがある人に必要な情報やサービスが行き届くようにしました。 ・音訳版、点訳版、SPコード版を作成し、視覚障がいがある人にもガイドブックの情報が届くようにしました。 (21)「まちだ子育てサイト」による子育て情報の発信 担当課:子ども総務課 実績: ・情報の発信及び更新 ・SNSの発信件数:180件 取組内容: ・まちだ子育てサイトのトップページにある「目的からさがす」の項目に「オンライン申請」、「地図からさがす」の項目に「障がい児通所施設」を新設し、情報を探しやすくしました。 ・庁内への周知及び掲載の呼び掛けを行うことで、子どもやその保護者向けのイベント情報の充実を図りました。 ・庁内他部署が発信した子どもや子育てに関する情報を引用発信するなど、発信対象を拡大することで発信内容のさらなる充実を図りました。 (22)図書館サービスのユニバーサルデザイン整備 担当課:図書館 実績: ・視覚障がい者等向け資料(マルチメディアデイジー資料)の新規購入 ・音訳ボランティア対象の講座を1回実施 ・「電子書籍サービス」の書籍4,900点追加提供 取組内容: ・視覚障がい者等向け資料の充実を図るため、マルチメディアデイジー資料を購入しました。 ・ボランティアの技能向上を図るため、音訳経験者に向けた専門的な内容の講座を1回実施しました。 ・「電子書籍サービス」のタイトル数を増やし、サービス充実を図りました。 (23)「町田市バリアフリーマップ」の整備 担当課:福祉総務課 実績: ・情報の更新・拡充(毎年度) ・ホームページのリニューアル 取組内容: ・各施設の整備状況の調査に基づき、町田市バリアフリーマップホームページを更新し、情報を提供しています。 ・スマートフォンからのアクセスに対応した視認性と検索性の高いホームページにリニューアルを行いました。 《推進分野3》災害対策のユニバーサルデザインの推進 発災時には避難施設としての機能を有する学校のバリアフリー化等、ハード面の災害対策に取り組みます。また、避難行動要支援者の名簿の作成や、多様な媒体による防災情報の発信等、ソフト面の災害対策にも取り組みます。 推進事業 (24)避難施設のユニバーサルデザイン整備(重点事業) 担当課:施設課、新たな学校づくり推進課、防災課 実績: ・体育館のユニバーサルデザインによる施設整備(避難施設として活用することを前提とした新校舎の整備):事業者公募開始 ・避難施設内での要配慮者スペースの確保:避難施設データベース更新 ・誰もが食べやすく栄養を得ることができるユニバーサルデザインに配慮した備蓄食料の整備の検討・整備 取組内容: 《施設課》建替えを行う2地区でPFI事業者の公募を開始し、1地区で基本・実施設計に着手しました。 《防災課》具体的な要配慮者の滞在スペースについて定めた避難施設データベースを、各避難施設開設・運営担当対策部及び町田市指定職員に周知・情報共有を図りました。また、地域との接点である避難施設関係者連絡会を71避難施設で開催し、自主防災組織等の地域住民へ周知・情報共有しました。加えて、障がい者、高齢者、乳幼児等の要配慮者に配慮するため、アルファ化米の個食パック化やユニバーサルデザインに配慮した備蓄食料 の検討・導入を実施しました。 (25)避難行動要支援者名簿の作成 担当課:福祉総務課 実績: ・避難行動要支援者名簿の作成・提供 取組内容: ・2022年度に避難行動要支援者名簿の対象要件の見直しを行ったため、2023年度から新たな要件で避難行動要支援者名簿を作成しました。作成した名簿は、災害に備え、消防・警察・社会福祉協議会等の関係者に提供を行いました。 ・2024年度から稼働予定となっている、避難行動要支援者名簿の作成や管理等を行うための「避難行動要支援者等管理システム」のシステム構築を並行して行いました。 (26)二次避難施設(福祉避難所)の確保 担当課:障がい福祉課、いきいき総務課 実績: ・二次避難施設(福祉避難所)の確保のため、市内の社会福祉施設等と協定を31施設協定締結(新規無し) 取組内容: 《障がい福祉課》 ・22か所の二次避難施設(福祉避難所)と協定を継続して締結しました。 ・2024年12月16日に二次避難施設開設訓練を行いました。 《いきいき総務課》 ・高齢者福祉施設と障がい者福祉施設の合同の二次避難施設調整会議を実施し、市と協定締結施設及び協定締結施設間での情報共有と意見交換を行いました。 ・特別養護老人ホームかりん・町田で二次避難施設開設訓練を実施しました。輸送訓練と合同で実施することで、発災時の要配慮者移送の連携体制を確認しました。 (27)避難経路等のユニバーサルデザイン整備 担当課:道路整備課、住宅課 実績: ・2023年度実績に町田623号線(消防署前)電線協働溝整備工事 ・ブロック塀等撤去助成実施 取組内容: 《道路整備課》早期に工事を発注したことや発注後の進捗管理を徹底したことで、予定通り工事を完了しました。 《住宅課》2023年4月1日から助成を開始し、8件の申請に対し助成を行いました。 (28)避難輸送の体制整備 担当課:福祉総務課、障がい福祉課、いきいき総務課、社会福祉協議会 実績: ・協定先の拡充検討、避難輸送訓練の実施 ・避難輸送訓練の実施 ・個別避難計画の検討・作成(対象者の検討) 取組内容: 《福祉総務課》福祉総務課で実施している避難輸送訓練について、障がい福祉課、いきいき総務課が実施する二次避難施設開設訓練と合同で行い、災害時の避難行動要支援者の円滑な移送に向けた訓練を実施することができました。 《障がい福祉課》避難輸送について、町田市総合防災訓練の開催に併せ、発災を想定した実動訓練を実施しました。 《いきいき総務課》輸送訓練を二次避難施設開設訓練と一体的に実施し、発災時の要配慮者移送の連携体制を確認しました。 《社会福祉協議会》避難輸送訓練にはあいちゃん号及びやまゆり号を使用し、一次避難施設(忠生第三小学校を想定)から二次避難施設(町田荘及び特別養護老人かりん・町田)への輸送を実施しました。 (29)防災情報のユニバーサルデザイン整備 担当課:広報課、防災課 実績: ・市民向け防災ポータルサイトの開設・運用 ・町田市ホームページでの防災情報発信 取組内容: 《広報課》 ・市のホームページの非常時用トップページへの切替訓練を実施しました。 ・風水害時に市民生活への影響が予想される際に、市のホームページのトップページのお知らせに「悪天候に伴うお知らせ」を掲載しました。また、市のホームページのブランディングエリアに「町田市WEB防災ポータル」のリンクを表示しました。 《防災課》 ・町田市防災システムの更改に併せて、市民向け防災ポータルサイトを開設しました。 ・平時においては、市内の天気や気象情報、ハザードマップ等の災害時に役立つ各種情報を掲載することで、事前の備えとして使っていただけるようにし、災害時においては、避難情報や避難施設の開設状況をスムーズに発信できるよう導入しました。 (30)災害時における社会福祉施設等の情報共有体制整備 担当課:障がい福祉課、いきいき総務課、子ども総務課 実績: ・平常時から、発災に備えた社会福祉施設等との情報共有体制を整備 ・情報伝達訓練の実施 取組内容: 《障がい福祉課》 ・二次避難施設(福祉避難所)調整会議を開催し、情報共有体制についてミーティングを行いました。 《いきいき総務課》 ・情報共有体制の見直しについては、オンライン化に向けて検討を実施しました。 ・情報伝達訓練を実施し、市内全介護サービス事業所、高齢者福祉施設等と、災害時の情報共有体制の確認を行いました。 《子ども総務課》 ・子ども生活部所管施設について、9月1日に子ども生活部所管施設を対象とした情報伝達訓練を実施しました。 ・訓練では、「児童福祉施設等災害時情報共有システム」等を使用し、各施設の被災状況を集約し、集約した内容について、6月から新たに開設された「町田市防災WEBポータル」に情報を掲載することで、保護者等が閲覧できるようにしました。 以上