(仮称)心のバリアフリーハンドブック(素案) 概要版 本冊子の目的 このハンドブックは、「心のバリアフリー=心の中にある先入観、偏見等の障壁(バリア)を取り除き、すべての人の存在をお互いに理解し、支え合う考え方」を学び、「障害の社会モデル」や「合理的配慮」について学ぶためのものです。 主に小学4年生を対象として、総合的な学習の時間における障がい者理解の学習に活用してもらうことを目的としています。 画像1:心のバリアフリーハンドブックの表紙 冊子の配布について 「(仮称)心のバリアフリーハンドブック」は、町田市立小学校4年生への配布のほか、市役所窓口での配布を予定しております。 視覚障がい者への情報保障として、点字版およびデイジー版の作成、市ホームページにおけるテキスト版の公開を予定しております。 市民意見募集の詳細については、市ホームページをご覧ください。 https://www.city.machida.tokyo.jp/iryo/machi/kokoro-joho_ud/ikenbossyu.html 冊子の内容 冊子は、6つの章で構成されています。各章にそれぞれのページの一部が見本として入っています。 1章.まちの中にあるバリア 普段は生き生きと暮らしている障がい者などが、まちの中にバリアがあることで、不平等な扱いを受けていることを知り、本来すべての人は平等であり、尊厳があることをワークを通して学びます。 2章.「心のバリアフリー」のためにできること 「バリア」を解消するために、自分たちができることを考え、障がいは本人ではなく、周りの環境の中にあること、つまり、障害の社会モデルについて知ります。 3章.いろいろな人の声を聞いてみよう 肢体不自由者や視覚障がい者、聴覚障がい者など、それぞれのニーズや特性を知り、偏見や差別をなくしていくために、自分たちができることについて考えます。 4章.もっとバリアフリーを進めるために エレベーターやトイレの適正利用に努めることや、まちの中にある障がい者などのためのマーク、補助犬の紹介を通して、よりバリアフリーを進めていくための行動について考えます。 5章.みんなが暮らしやすいまちをつくろう 2024年10月に施行される、「町田市障がい者差別をなくし誰もがともに生きる社会づくり条例」と、「合理的配慮」について説明しています。 6章.先生や保護者の方へ 子どもたちの学習をより深めるため、先生や保護者向けに、「心のバリアフリー」や「障害の社会モデル」などの用語解説を行っています。 以上