バリアフリーとユニバーサルデザインについて考えてみよう! 「バリアフリー」と「ユニバーサルデザイン」似ているようで実は役割が違うんだよ! 町田市地域福祉部福祉総務課 ユニボイスを指して、「これはどんなバリアフリー?(答えは最後のページ)」 バリアフリーってなんだろう? バリアフリーとは、障害のある人が生活していくうえで、バリア(障壁)となっているものを取り除くという意味です。建物の段差などの物理的なバリアもそうですが、現在では、広い意味で、障害者などの社会参加を困難にしている社会的、制度的、心理的なすべてのバリアを取り除くことをいいます。 エレベーターの中で車いすの人がうしろを確認したり、ボタンを押すところが低くなっているよ。 目の見えない人は点字ブロックを頼りに道を歩いているよ。ここに立つとじゃまになっちゃうから気をつけよう! 市役所の窓口では、耳の聞こえない人と筆談(文字を書いて会話すること)をしているよ。 ユニバーサルデザインってなんだろう? ユニバーサルデザインとは、あらかじめ、障害のあるなしや年齢、性別、国籍、個人の能力などにかかわらず、すべての人が利用しやすいように建物や生活環境、製品などをデザインする考え方のことをいいます。 市役所には、文字を読むことが難しい人や外国人が見ても、どこに何があるかわかりやすいピクトグラムがたくさんあるよ。これならだれでも行きたい場所をすぐに見つけられるね! エレベーターは車いすの人もベビーカーを押している人も一般の人もみんな乗ることができるユニバーサルデザインだよ。でも、車いすの人やベビーカーを押している人はエレベーターでしか移動することができないから、待っている人がいたらゆずりあうことも大切だよ! いろんなマークを知ろう! 障害者のための国際シンボルマーク 障害のある人が利用できる建物、乗り物であることを表すマークです。 ほじょ犬マーク 施設や交通機関などでは、補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)の同伴を受け入れる義務があることを知らせるためのマークです。 耳マーク 聴覚に障害があることを示し、コミュニケーション方法に配慮を求める場合などに使用されます。 ヘルプマーク 内部障害や難病の人など、配慮を必要としていることが見た目からはわからない人たちが周囲の人に配慮を必要としていることを知らせるマークです。 表紙のクイズの答え これは「Uni-Voice(ユニボイス)」という音声コード!スマートフォンの専用アプリでコードを読み取ると、文章の内容を読み上げてくれるよ。音声コードは、目の見えない人に何の文章が書いてあるかを伝えるためのバリアフリーだよ。 以上