日本国内で狂犬病患者(輸入感染症例)が発生しました
日本国内で狂犬病患者(輸入感染症例)が発生しました
2020年5月22日、愛知県豊橋市の医療機関を受診した静岡県静岡市在住の方が、狂犬病を発症したことが確認されました。国内での人の狂犬病患者の発症は、2006年フィリピンからの帰国者の事例以来14年ぶりになります。
本事例はフィリピンからの来日者が発症したものであり、フィリピン国内で犬に咬まれたことが原因であると推定されています。狂犬病は人から人に感染することはなく、ここから日本国内に狂犬病がまん延することはありません。
狂犬病流行地域へ渡航される方へ
日本は世界でも数少ない狂犬病発生清浄国(発生のない国)ですが、周辺諸国においては依然として、狂犬病がまん延している地域が多くあります。
渡航中に狂犬病に感染しないよう、以下のことにご注意ください。
- 滞在中にむやみに動物に手を出さないようにしましょう。
- 万が一、滞在中に犬等に噛まれた場合は、
- すぐに傷口を石けんと水でよく洗いましょう。
- 現地医療機関を受診し、傷の手当と狂犬病のワクチン接種を受けましょう。
- 帰国後に検疫所(健康相談室)に申し出ましょう。
関連情報
狂犬病に関する一般的な情報です。
厚生労働省による狂犬病に関する情報です。
厚生労働省検疫所による狂犬病に関する情報です。
外務省による狂犬病に関する情報です。
このページの担当課へのお問い合わせ
保健所 生活衛生課
電話:042-722-6727
ファックス:042-722-3249