結核予防週間

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更新日:2022年9月22日

9月24日(土曜日)から9月30日(金曜日)までは、結核予防週間です。

厚生労働省は、毎年、9月24日から9月30日までを、「結核予防週間」と定めています。結核予防週間は、結核に関する正しい知識の普及啓発を図る目的で、実施されています。

結核は、決して昔の病気ではありません

このたび、厚生労働省から、2021(令和3)年の結核登録者情報調査年報が公表されました。この年報によると、2021年における国内の全結核患者の罹患率は、人口10万対9.2となり、罹患率では国内は結核の低まん延の状態になりました。
しかし、いまだに年間1万人以上の人が結核を発症している状況があります。結核は、過去に国内でまん延していた時期があり、その頃に比べると新たに結核にかかる人の人数が大きく減少しているため、昔の病気と見られる傾向があります。新たに結核にかかる人の人数を踏まえると、結核は、現在でも国内における最大の感染症の一つであり、決して昔の病気ではありません。

注記 「罹患率」とは、一定の期間内に新たに病気にかかる人の割合を示します。「結核の罹患率」は、一定の期間内に新たに結核と診断された人の割合となります。一般的に、罹患率は、人口10万人あたりの新たに病気にかかる人の数で表記されます。

諸外国と日本の結核罹患率

国内の結核の罹患率は、2021年は低まん延の状態になりましたが、2020年までは中まん延の状態でした。他の先進国と比べると罹患率は高く、ここ数年は、新型コロナウイルス感染症の影響により結核患者の新規発生報告数が減少し、罹患率の減少に影響した可能性もあります。一方、ここ数年の罹患率の減少は、新型コロナウイルス感染症対策として浸透した、3密の回避や十分な換気などの実施が効果的であった可能性もあります。

「結核緊急事態宣言」を覚えていますか

結核罹患率の推移

結核に対する治療薬の普及や衛生状態の向上により、結核にかかる患者は大きく減少しました。しかし、1990年代には一時、結核の罹患率が増加に転じたこともあり、1999年に厚生省(当時)が「結核緊急事態」を宣言した経緯があります。これは、結核がまん延していた時代に結核菌に感染し、その後、長い間、結核菌が体の中に潜んだまま発病せずに経過したものが、高齢になって免疫力の低下などを要因として発病に至ったのが主な要因とされています。
結核患者の高齢化はますます進行し、70歳以上の新登録結核患者が全体に占める割合は60%を超えています。

結核について

結核とは、結核菌を吸い込むことにより炎症が起こる病気です。結核菌は、主に肺に病変を生じさせることが多いですが、全身のどこでも炎症を起こす可能性はあります。
結核は、発病すると他の人に感染させる可能性がありますが、発病せずに感染しているのみ(結核菌を排菌していない状態)であれば、周囲にうつす可能性はありません。

結核の症状

結核は、感染しただけで発病していなければ、症状はありません。
結核を発病したときの主な症状としては、痰がからむ、咳が2週間以上続く、微熱がある、からだがだるいといった症状がありますが、これらの症状がない場合もあります。体重が減少傾向、なんとなく食欲がないといった症状により結核が発見される場合もあります。

結核の予防について

子どもでは、結核予防を目的とし、BCGワクチンの接種が定期予防接種として実施されています。
日頃における結核予防としては、日頃から、できる範囲での健康づくりに取り組みましょう。適度な運動を心がける、十分な睡眠をとる、十分な栄養のある食事を心がけるといったことに取り組んでみましょう。
また、年に1度の健康診断の受診は、結核の予防や早期発見につながります。

このページの担当課へのお問い合わせ
保健所 保健予防課

電話:042-724-4239

ファックス:050-3161-8634

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