新たな生活様式における食生活について
新型コロナウイルス感染症が流行している今だからこそ、食生活について考えてみましょう。特に、在宅勤務や外出自粛などにより体重が変動した方は、食事の質だけでなく、食事量や運動量の見直しも大切です。
食事の質を見直しましょう
食事の基本は主食・主菜・副菜
主食・主菜・副菜をそろえた食事
- 主食:米、パン、麺類など
- 主菜:肉、魚、卵、大豆製品など(たんぱく質性食品)
- 副菜:野菜、海藻、きのこなど
主食・主菜・副菜をそろえた上で、果物や乳製品を適宜プラスしましょう。
外食や中食で注意すること
自炊を負担に感じる時は、たまには外食や中食(コンビニやスーパーの惣菜、外食のデリバリー等)などにも頼り、食事を抜くことが無いようにしましょう。
- 主食や揚げ物ばかりにしない
- 野菜料理を1品でも取り入れる
- 食塩が多く含まれる品は控えめにする
- 栄養成分表示を確認する
外食や中食を利用するときは、以上のことにも気を配ると良いでしょう。
お弁当などの選び方や、栄養成分表示の見方を紹介しています。
間食・おやつのヒント
間食というと、お菓子やジュースなどの甘いものを連想して、肥満に繋がるから「控えなければならないもの」と考える方がいるかもしれません。
しかし、間食には、食事だけでは摂りきれない栄養素をとることだけでなく、気分転換や楽しみなどの役割があります。大切なのは、適量を上手に食べることです。
- おやつは1日200kcal程度まで
- 小袋タイプの菓子を選んで食べすぎ防止
- 乳製品や旬の果物もおすすめ
- 今日のおやつを食べ過ぎたら、明日のおやつを控える
(小腹が空いたら温かい無糖の飲み物を飲んで、落ち着かせましょう。)
清涼飲料水に含まれるエネルギーと糖質の量(PDF・546KB)
お菓子等に含まれるエネルギーと栄養成分量(PDF・547KB)
「新しい生活様式」における食事場面
新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」の実践例を公表しました(厚生労働省)(外部サイト)
厚生労働省は、新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」の実践例を公表しました。
ご自身や、周りの方、そして地域を感染拡大から守るため、それぞれの日常生活において、ご自身の生活に合った「新しい生活様式」を実践しましょう。
食品衛生にも留意しましょう
町田市保健所では、安全な食生活を送るため情報を盛り込んだ季刊誌を発行しています。ぜひご覧ください。
「感染症に効く食品!」に惑わされないで
2020年末時点で、新型コロナウイルス感染症に対する予防効果が確認された食品・素材の情報は見当たりません。
誤った情報により、健康被害や経済被害を招く恐れがありますので、惑わされないように注意しましょう。
参考:「感染予防によいと話題になっている食品・素材について(国立健康・栄養研究所)」
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 国立健康・栄養研究所トップページ(外部サイト)
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保健所 保健予防課 保健栄養係
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