新型コロナウイルス感染症に関する市長から市民の皆様への緊急メッセージ(3月3日)

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更新日:2021年3月3日

2021年3月3日

まず始めに、市民の皆様、そして事業者の皆様におかれましては、新型コロナウイルスの感染防止対策にご理解とご協力を賜り、感謝申し上げます。
また、今この瞬間も最前線で闘っている医療従事者の皆様に敬意を表するとともに、改めて感謝申し上げます。
令和3年度の施政方針の前に、この場をお借りして、新型コロナウイルス感染症のことについて、少し申し述べさせていただきます。
まず、新型コロナウイルス感染症についてですが、気が付けば、日本で最初に感染が報告された昨年1月から既に1年が経過しました。思い起せば、昨年の今頃から3月、4月にかけて、この時期は日本全体で保育園への登園を控えるようにですとか、学校はお休みにしますですとか、さらには、経済活動を止めるですとか、社会活動すらも止める動きが加速していきました。そして、陽性者が数名出れば、ニュースや新聞で大きく報道され、得体のしれない新たな感染症に皆が恐怖心をもって生活をしていたと思います。
しかし、今はどうでしょう、この長い闘いの中で、段々と新型コロナウイルスというものが分かり始めてきました。同時に、それにつれて少しずつ皆の恐怖心が薄れ、気の緩み、行動の緩みにもつながって、今の第3波に至ったものと思われます。
今後、このコロナとの闘いを収束させるには、間違いなくワクチンの接種が焦点となるでしょう。2月17日から我が国でも、ワクチンの接種が始まりました。ワクチンの効果につきましては、昨年12月から世界に先駆けて国民にワクチンを接種してきたイスラエルでは、先週末時点で、ファイザー製ワクチンを2回接種して2週間が経った場合、未接種の場合と比べ、死亡に至ることを防ぐ効果が約99パーセント、重症化や感染についても95パーセントを超える高い予防効果がみられたとの報道もありました。
私たちもワクチンの接種を出来るだけ急がなければならないと考えています。しかし、なかなか確実な情報が得られないのが実情です。昨年の特別定額給付金の時もそうでしたが、国からの突然の発表で混乱しながら事業を進める自治体も多いように思います。そうした状況の中でも、町田市として、そして、首長として、今できる最大限の準備を進めていきます。既に1月29日には、ワクチン接種の準備をいち早く進めるために、専決処分で約3億1千万円の予算を確保しました。その予算を使って、2月15日にはコールセンターを開設しました。また、3月から医療従事者の方から接種を開始できるようにと考えています。そして、まずは高齢者の方に接種券を郵送する予定です。この先どうなるか未だ不透明ですが、不断の努力を続けてまいりたいと考えております。

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