新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行への備えについて
新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行の可能性について
2022年から2023年にかけての冬の時期は、インフルエンザ(季節性インフルエンザ)の流行の可能性に加えて、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の可能性により、多数の発熱患者が同時に生じる可能性が懸念されています。
インフルエンザの流行の可能性については、南半球のオーストラリアで例年よりも早くインフルエンザの流行が確認されたことを踏まえたものです。また、新型コロナウイルス感染症については、2022年の夏を上回る感染拡大が生じる可能性があります。
多数の発熱患者が同時に生じることにより、医療機関への受診等が困難となる可能性があります。そのため、発熱する前に、ワクチンの接種や食料品の備蓄などの準備をお願いします。あわせて、発熱した際は、重症化リスクに応じた受診等の対応をお願いします。
インフルエンザの流行が広がり、都内では「流行注意報基準」を超えました
2023年第4週(2023年1月23日から1月29日までの期間)の時点で、都内のインフルエンザの流行状況が「注意報基準」を超えました。また、同時期における全国の定点あたりの患者数も10.0人を超えました。
2022年から2023年にかけてのシーズンは、新型コロナウイルス感染症の本格的な流行が始まった2020年度以降では初めて、インフルエンザの流行が始まったこととなります。インフルエンザの流行が広がっていますので、引き続き、発生動向に注意が必要です。
インフルエンザと新型コロナウイルス感染症は、基本的な感染予防対策は共通しています。そのため、引き続き、感染予防のための対策を適切に実施することが重要です。
インフルエンザについては、こちらをご参照ください。
発熱する前の準備について
日頃からの体調を管理しましょう
- 予防接種を検討してみましょう。新型コロナウイルス感染症とインフルエンザは、それぞれ、予防接種があります。
- 体調変化に気付けるように、体温を測定するなど、日頃から体調管理に気を付けましょう。
- 引き続き、手洗い、マスクの着用などの感染予防対策を行いましょう。
手洗いの正しい手順については、こちらをご参照ください。
マスクの正しい着用方法については、こちらをご参照ください。
新型コロナウイルス感染症対策におけるマスク着用の考え方等について
新型コロナウイルス感染症対策におけるマスク着用の考え方等について
新型コロナウイルスの感染を予防するためには、基本的な感染防止対策を継続することが重要です。
屋内、屋外を問わず、マスクの着脱は個人の判断が基本となります。一方、重症化リスクの高い方(高齢者、基礎疾患を有する方、妊婦)への感染を防ぐため、マスクの着用が推奨される場面等があります。詳細は、こちらをご参照ください。
高齢者のインフルエンザ予防接種について
高齢者のインフルエンザ予防接種について、2022年度における接種費用の助成制度は、2023年1月31日をもって終了しました。なお、当該助成制度の詳細は、こちらをご参照ください。
発熱したときのために備えましょう
- 新型コロナウイルス抗原検査キット(「体外診断医薬品」または「第1類医薬品」と表示されているもの)を事前に購入しておきましょう。
- 体温計を事前に購入しておきましょう。あわせて、体温計が正常に動くか確認しておきましょう。
- 市販の解熱剤を事前に購入しておきましょう。
- 食料品や生活必需品は、1週間分を目安に購入しておきましょう。
- 食料品は、水分補給ができるもの(スポーツ飲料など)、体調がすぐれない時でも食べやすいもの(レトルトのおかゆなど)、調理せずに簡単に食べられるもの(レトルト食品など)などを準備しておきましょう。
- 生活必需品は、日頃の生活で使う日用品(洗剤、ごみ袋、トイレットペーパー、ティッシュペーパーなど)や衛生用品、手指消毒剤などを準備しておきましょう。
同時流行への備え(01事前の準備)PDFファイル(PDF・765KB)
発熱した際の受診等の流れについて
発熱した際は、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクの有無に応じて、次のとおりの流れに沿った受診等への対応をお願いします。
A:65歳以上の高齢者、基礎疾患のある方、妊婦および小学生以下のお子さん
65歳以上の高齢者、基礎疾患のある方、妊婦および小学生以下のお子さんは、重症化リスクが高いとされています。
そのため、発熱した際は、以下のとおりの対応をお願いします。
- かかりつけ医がいる場合は、まずはかかりつけ医に相談
- かかりつけ医がいない場合や、かかりつけ医で対応できない場合は、発熱外来(診療・検査医療機関)を受診
東京都福祉保健局のホームページに、発熱など、新型コロナウイルス感染症が疑われる症状がある場合の受診先の情報が掲載されています。
同時流行への備え(02発熱時の対応・重症化リスクの高い方向け)PDFファイル(PDF・825KB)
B:A以外の方(65歳以上の高齢者、基礎疾患のある方、妊婦および小学生以下のお子さん以外の方)
- まずは、ご自身で、新型コロナウイルス感染症の抗原検査キットを利用し、セルフチェックをお願いします。抗原検査キットは、「体外診断医薬品」または「第1類医薬品」と表示されているものを使用してください。
- 抗原検査キットでのセルフチェックの結果が陽性の場合は、東京都陽性者登録センターに登録をお願いします。原則的には、自宅療養となります。希望に応じて、受診等の対応をお願いします。
- 抗原検査キットでのセルフチェックの結果が陰性の場合で、受診を希望する場合は、かかりつけ医またはお近くの医療機関での受診をお願いします。
検査が陰性であっても、新型コロナウイルス感染症やインフルエンザなどに感染している可能性があります。検査が陰性であっても、体調不良が続く場合は、無理をせず、自宅での療養や受診等をご検討いただくよう、お願いします。
東京都臨時オンライン発熱診療センター(東京都福祉保健局)(外部サイト)
発熱等の体調不良があり、診療や薬の処方を希望する方にオンライン診療を提供する「東京都臨時オンライン発熱診療センター」が開設されています。「東京都臨時オンライン発熱診療センター」は、東京都により開設されているものです。対象者など、詳細は、東京都福祉保健局のホームページをご参照ください。
同時流行への備え(03発熱時の対応・重症化リスクの低い方向け)PDFファイル(PDF・912KB)
新型コロナウイルス感染症と診断された方のうち、症状悪化や薬の処方のために受診を希望する場合について
新型コロナウイルス感染症と診断され、症状悪化や薬の処方のために受診を希望される方へ
新型コロナウイルス感染症と診断され、症状悪化や薬の処方のために受診を希望する場合は、こちらをご参照ください。
新型コロナウイルス感染症に関する相談先について
新型コロナウイルス感染症に関する相談先については、こちらをご参照ください。
本ページの内容に関する問い合わせ先について
本ページでお知らせしている内容に関する問い合わせ先は、以下のとおりです。
町田市新型コロナウイルス感染症専用電話相談窓口
- 電話:042-785-5237
- 受付時間:午前9時から午後5時まで(土曜日・日曜日・祝休日は除く)
町田市発熱相談センター
- 電話:042-724-4238
- 受付時間:午前9時から午後5時まで(土曜日・日曜日・祝休日は除く)
このページの担当課へのお問い合わせ
保健所 保健予防課
電話:042-724-4239
ファックス:050-3161-8634