落語展~ひとつおつきあいを願います~(2025年1月18日から3月23日)

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更新日:2024年12月5日

落語展~ひとつおつきあいを願います~

たった一人で舞台に上がり、扇子と手ぬぐいだけで何人もの人々を演じ分け、滑稽なお話で観客を笑わせる落語。江戸時代に花開いた落語は今日まで”話芸”として受け継がれ、寄席だけではなくテレビやラジオなどでも楽しめる身近な芸能として親しまれてきました。落語のお話には、江戸時代の街並みを舞台に繰り広げられる人間模様が描かれ、その日常に潜むおかしさには現代の私たちが共感できるものが多くあります。中でも名作落語とよばれる演目は、師匠から弟子へ口伝えに教えられ、その時々の名人によって磨かれて今に伝わっているものです。こうした芸の継承からは落語家たちの様々な苦悩や葛藤が生まれ、それらがテーマとなり漫画やドラマ、小説などの新たな物語が生み出され、高い人気を得ています。
本展では、『昭和元禄落語心中』(講談社「BE・LOVE」)を幕開けに、落語の魅力や知識に触れるとともに、今も語り継がれる名作落語の中から選りすぐりのものをご紹介します。本展を通して落語の楽しみ方を見つけていただき、その後は”ひとつおつきあいを願いまして”落語を聞きにぜひ寄席やホールに足をお運びください。

会期

2025年1月18日(土曜日)から3月23日(日曜日)

休館日

毎週月曜日(ただし、2月24日は開館)、2月13日(木曜日)、3月13日(木曜日)

観覧時間

10時から17時

観覧料

無料

協力

講談社「BE・LOVE」
渋谷らくご(ユーロライブ)

本展アドバイザー

柳亭小痴楽(りゅうてい こちらく)

1988年五代目柳亭痴楽の次男として東京に生まれる。2005年二代目桂平治(現・桂文治)へ入門し「桂ち太郎」を襲名して初高座へ。2008年父・痴楽の門下に移り「柳亭ち太郎」と改めるも、翌年痴楽がこの世を去る。痴楽の弟弟子・柳亭楽輔の門下となり、2009年11月二つ目に昇進、「三代目柳亭小痴楽」を襲名。2013年から若手噺家集団「成金」を結成し活躍。2019年真打昇進。現在はラジオパーソナリティーや「渋谷らくご」などを通じて落語の普及に努めている。

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