カワセミ通信150(2019年7月)

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更新日:2019年7月12日

ヤマユリの花が咲き、ヤブカンゾウやヒメヒオウギズイセンも目立つようになりました。今年の長い梅雨も間もなく明けて、いよいよ盛夏、暑い夏が始まります。
昨年の夏は、気象庁が「災害級」の暑さという言葉を使って、熱中症などの予防を呼びかけました。今年も、同じように猛暑になりそうです。市民の皆さん、とくに小さいお子さんや高齢者のいる家庭では、熱中症予防に十分にご留意下さい。
さて、先月のことになりますが、市立博物館が45年の展示を終え、閉館しました。1973(昭和48)年に郷土資料館として発足し、その3年後から博物館として事業を展開してきました。
これまで、民俗資料、絵画、考古資料、そしてガラス及び陶磁器の工芸美術品を収集してきました。しかし、建物の老朽化の問題や、エレベーターが無いなどのバリアフリー対応の問題、そして施設の立地の不便さなどの諸問題から、7、8年前に施設のコンセプトを見直し、移転することとしました。
すでにご存じの方も多いと思いますが、移転先は「芹ヶ谷公園芸術の杜」としました。芹ヶ谷公園は町田の中心街から歩ける距離にあり、またすでに国際版画美術館が立地していることなど、美術品の展示にふさわしい場所として選んだものです。
新しい博物館「(仮称)町田市立国際工芸美術館」のコンセプトは、美術品に絞り、ガラスと陶磁器を中心に活動することとし、縄文時代の土器等の考古資料については、民俗資料なども含め、歴史・民俗資料として、別途に活用をすることとしました。
先日の「町田市立博物館最終展」の閉館イベントの際に、このたび就任した伊藤嘉章新館長は、新しい工芸美術館について、「大人も子どもも楽しめる工芸館にしたい」「来館者に驚きと刺激を与えられる美術館にしたい」と話されていました。
開館は、4年後くらいになると思いますが、それまで、出張展示などを通じて、工芸美術の良さを伝える活動を続けていきます。

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