下水処理場のしくみ

このページの情報をフェイスブックでシェアします

このページの情報をツイッターでシェアします

このページの情報をラインでシェアします

更新日:2023年7月6日

水源から上水として汲み上げられた水は、ご家庭や事業場で使用され、汚水となって排出され下水管を通って下水処理場へ運ばれて浄化されます。
下水処理場は汚れた水をきれいな水として再生し、川へ戻すという大切な役割を持っています。

処理の流れ

沈砂池

事業場や家庭から出た汚水は、沈砂池で大きなゴミと砂などを取り除きます。

最初沈殿池

汚水ポンプ(主ポンプ)で送られた汚水をゆっくりとした速度で流して、沈んだ小さなゴミやドロを取り除きます。このドロは汚泥といい、汚泥処理施設で処理します。

反応タンク

最初沈殿池を出た汚水は、微生物を利用した方法できれいになります。この方法は、汚水に微生物のかたまりである「活性汚泥」を加え、微生物の活動に必要な空気を吹き込むものです。これによって、微生物が汚水に含まれる汚れを取り込みます。

最終沈殿池

汚れを取り込んだ活性汚泥が沈むことで、きれいになった水は、次の塩素混和池へ進みます。

塩素混和池

きれいになった水は、塩素で消毒して川に放流します。

脱水機

処理工程から出たドロは、薬品を混ぜて大きなベルト状の脱水機で、燃えやすい状態にしぼります。

汚泥焼却炉

しぼったドロは焼却炉で800℃から850℃で焼却し、燃やされて出た灰は再利用しています。

排煙処理塔

焼却炉から出た排ガスは、薬品できれいに洗浄されて煙突から大気に排出されます。

東京湾の富栄養化対策として成瀬クリーンセンターと鶴見川クリーンセンターでは、窒素・りんを除去することができる高度処理施設を各処理場の一部の系列で導入しています。

町田市の下水処理場について

町田市には成瀬クリーンセンターと鶴見川クリーンセンターのふたつの下水処理場があります。
交通アクセスについてはそれぞれのページにあります。

  • 成瀬クリーンセンター
    所在地 〒194-0045 町田市南成瀬八丁目1番地1
    電話:042-720-1825
  • 鶴見川クリーンセンター
    所在地 〒195-0055 町田市三輪緑山一丁目1番地
    電話:044-988-7101

このページの担当課へのお問い合わせ
下水道部 水再生センター

電話:042-720-1825

ファックス:042-720-4454

WEBでのお問い合わせ