米海軍航空機からの部品落下について要請【2014年1月10日】

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更新日:2014年7月24日

2014年1月9日、厚木基地所属の航空機が綾瀬市内に部品を落下し、車両等を破損させる事故が発生しました。このことに関し、町田市では2014年1月10日に国及び米軍に対し、要請を行いました。

要請活動の概要

○要請日
2014年1月10日(金曜日)
○要請先
外務大臣(持参)、防衛大臣(持参)、在日米海軍司令官(郵送)、厚木航空施設司令官(持参)
○要請内容
今回の部品落下事故に関し、原因を究明し公表することや、徹底した安全管理及び事故の再発防止に努めることを要請しました。
詳細は下のpdfファイルでご覧いただけます。

要請結果

○外務省 
【対応者】
永岡 日米地位協定室課長補佐
【回答要旨】
・今回のことは重大な事故に繋がりかねず、遺憾である。
・米側に遺憾の意を伝えるとともに、原因究明及び再発防止を申し入れた。
・今後情報を適切に提供してまいりたい。
・今日の話はしっかり受け止め、大臣に伝え、安全性の最大限の確保を米側に働きかけたい。

○ 防衛省 
【対応者】
長谷川 南関東防衛局管理部長
【回答要旨】
・米軍機による事故が続けざまに発生し、国として大変残念である。今回のような事は二度とあってはいけないと思っている。
・米側に対し、原因究明及び再発防止策等について申入れた。
・原因究明後、速やかに情報の提供をしたい。

○米海軍厚木基地
【対応者】 
米海軍厚木航空施設指令官スティーブン J.ウィーマン大佐ほか
【回答要旨】
・私どもの航空機が被害を起こし市民の方々にダメージを与え不安を抱かせ、迷惑を掛けた事について、大変遺憾に思っている。
・原因を速やかに究明するとともに、昨日の航空機と同型の航空機は、飛行を自粛しており、原因を徹底に調査し安全確認ができない限り飛行しない。
・原因が分かり次第、お伝えしたい。引き続き各市とはオープンなコミュニケーションを取り、情報提供してまいりたい。
・今後も安全確認を徹底してまいりたい。

調査報告書の概要

今回の部品落下事故に関し、国(北関東防衛局)から調査報告書の概要が提供されました。

【事故原因】
ローター・ドライブ・キー(ローターと車輪組立て部品を調節するための部品)の設計上の不具合が原因で、ローター・キーが緩むに至った。

【再発防止策】
○ 設計上の不具合を恒久的に是正するため、技術変更提案を提出。
○ 当該提案が承認され、その変更が完全に実施されるまでの間、以下の手続を実施。
(1) 飛行隊航空機整備部は、車輪組立て部品を取り付けるのに先立ち、ローター・ドライブ・キーの取り付けについて完全性/安全性の検査を実施し、整備記録に適切に記録することを確実に行う。(いわゆる飛行隊レベルの整備)
(2) 航空機中間整備分遣隊は、ローター・ドライブ・キーの交換に関係する全ての留め具部品を継続的に取替え。(いわゆる中級レベルの整備)

国(北関東防衛局)から提供された部品落下事故調査報告書の概要について、詳細がご覧いただけます。

関連情報

2013年12月16日に行った安全対策等の推進についての要請内容がご覧いただけます。

このページの担当課へのお問い合わせ
政策経営部 企画政策課

電話:042-724-2103

ファックス:050-3085-3082

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