厚木基地における艦載機着陸訓練禁止等を要請【2012年5月25日】

平成24年5月22日～5月24日に実施された厚木基地における空母ジョージ・ワシントン艦載機の着陸訓練について、深刻な騒音被害を受けたことから、神奈川県および周辺8市とともに防衛省、外務省へ直接出向き、下記のとおり要請を行いました。

○県や基地周辺市の中止要請にもかかわらず、人口密集地域にある厚木基地で訓練が実施されたことは、極めて遺憾であり、断じて容認できない。
○今後、厚木基地での着陸訓練を二度と実施することがないよう、強く要請する。
○そのために、恒常的訓練施設の確保、それまでの間、硫黄島で訓練を完全実施するための体制整備及び空母艦載機の確実な移駐をお願いしたい。

○防衛省(地方協力局次長）
・要請の主旨は、大臣に伝える。
・周辺住民の負担をできるだけ軽減するよう努力する。
・負担軽減に向けて、移駐等に関する情報提供に努めたい。
○外務省（北米局参事官）
・今回の件は深刻な影響を及ぼしたと認識しており、要請については早速大臣に報告する。
・着陸訓練については、日米合同委員会で取り上げて話したい。
・日米安全保障協議委員会（「2＋2」）の合意は重いものと受け止めており、艦載機の移駐は確実に進めていきたい。