市内の事業者の方へインタビュー

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更新日:2019年6月15日

2019年3月に策定した「町田市産業振興計画19-28~チャレンジするならTOKYOの町田から!~」では、「立ち上げる」・「拡げる」・「つなぐ」の「3つのチャレンジ」の支援・促進と、「ビジネスしやすく、働きやすいまちづくり」からなる、4つの柱を設定し、<ビジネスに、働く人に、心地よいまち>を目指し、様々な事業を展開しています。
今回は、計画に関連して、創業支援や事業承継、中心市街地活性化等について、実際に市内で活躍している方にお話を伺いました。

注記:2019年6月15日号広報まちだの1.2面で特集されています。
このページでは、広報まちだで掲載しきれなかった部分を紹介します!

インタビュー紹介

Keep will group 

  • 8月にインキュベーションオフィス「武相AGORA」が町田駅前にOPENします。
  • 中心市街地に新たな賑わいと交流を生み出すチャレンジをしているインキュベーションマネージャーの須賀 彩水さんにお話を伺いました。

Q:駅前にインキュベーションオフィスを設立しようと思った理由をお聞かせください。
A:「町田が好きで、住み続けたい。でも、副業や起業をするにはワークスペースが少ない!」そういった方のために、面白い事を思いついた時にすぐ実行できる環境がある街にしたいという強い想いから、当社は8月に「武相AGORA」を町田駅前に開業致します。

Q:「武相AGORA」について教えてください。
A:武相AGORAはWiFi有り、電源有り、無料ドリンク有りで、1時間からコワーキングスペースとしてご利用いただけます。もちろん長期利用、オフィス利用も可能です。OPENに先立ち、7月7日(日曜日)に第1回説明会を開催します。また、7月中は内覧ができますので、詳しくはWEBサイトをご覧ください。

〒194-0013 東京都町田市原町田6-9-8 AETA machida 4階

酒舗「まさるや」

  • 鶴川団地センター名店街にある酒屋「まさるや」さん。
  • 1968年に園部松男さんが始めた店を、2016年に息子の将(まさる)さんが受け継ぎ、新たな事業展開にチャレンジしています。

Q:事業承継のきっかけをお聞かせください。
A:(松男さん)長男が中学卒業時、事業を引き継ぐ決心を現したため、社名をまさるやに変え、法人化しました。
(将さん)幼少の頃から両親の仕事を身近で見ていて、少しづつ憧れを持っていました。最終的に高校へ入学する頃には、決心していたと思います。

Q:事業承継にあたり、実際に受けたサポートやあるとうれしいと思うサポートをお聞かせください。
A:(将さん)事業継承を既にしておりましたが、今後の経営方針や事業の方向性や人事制度などの経営診断をしたくて、商工会議所の中小企業活力向上プロジェクトのサポートを活用して受講しています。また、資金面も大事ですが、短期・中期・長期での経営支援を継続的に出来るプロジェクトがあれば助かります。

Q:これから事業を引き継ごうとしている方へのアドバイスをお願いします。
A:(松男さん)自分の仕事が大好きであること、毎日楽しく取り組める姿勢、変えて良しヽものといけないものの決断が大切だと思います。身の丈にあった経営をし、人のご縁を大切に、信頼関係の構築をしてしヽくことが重要だと思しヽます。
(将さん)親子での承継の場合は、先代と一緒にいる時間と経験を大切にして欲しいです。意見が違うことはあっても向かう方向は一緒ですから。自分ひとりになってからでは、間けないことがたくさんあると思います。

〒195-0061 東京都町田市鶴川6-7-2-102

多摩ビジネスサポートセンター

  • 都内7番目の経営支援拠点として、2018年4月に町田商工会議所内に開設。
  • コーディネーターの関さんは、多くの経営者の方の「つなぐ」チャレンジをサポートしています。

Q:今回広報でインタビューを行いました「まさるや」さんの事業承継について、専門家の立場からご覧になっていかがでしょうか。
A:「まさるや」様は、創業者が築いた大手量販店と差別化した経営手法を2代目が踏襲しつつ、新たな視点で会社の基盤強化を図り、さらに力強い会社に変貌しようと創意工夫をされています。時代の新たなニーズや手法を経営に取り入れていくことは会社に新たな風が吹き、さらなる発展と継続につながっていくことが期待されています。

Q:事業承継について、よくある相談や気を付けるべき点などがあればお聞かせください。
A:相談事例は、親族で後継者が見つからない、株式譲渡の税金対策が必要、後継者の教育などが多いですね。
気を付ける点としては、事業承継は親族に限らず第三者承継やM&Aなどの方法も検討できます。事業や事業資産、顧客、従業員の雇用、現経営者の引退後の生活など何を大切にし、どこを優先とするかなど、検討する項目が多いので早めの対策が重要です。

〒194-0013 東京都町田市原町田3-3-22

「町田市産業振興計画19-28~チャレンジするならTOKYOの町田から!~」 について

計画については、こちらをご覧ください。

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経済観光部 産業政策課

電話:042-724-2129

ファックス:050-3101-9615

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