屋外のダニ(マダニ・ツツガムシ)対策

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更新日:2023年10月17日

屋外のダニについて

マダニ、ツツガムシは、屋内で発生するダニ(チリダニやコナダニ)とは生態が大きく異なります。
野原や山などに行く際には、屋外にいるダニ(マダニ、ツツガムシ)にかまれないように気をつけましょう。かまれないために、長袖シャツ・長ズボンを着用し、シャツの裾はズボンに、ズボンの裾は靴下の中に入れましょう。

マダニ

写真提供:東京都

特徴

  • 屋内で発生するダニと異なり、目で直接見ることができます。
  • 成虫は吸血前で約2ミリメートル、吸血後は10ミリメートル程度の大きさです。
  • 長時間(数日から、長いものは10日間)にわたり、ヒトを含む動物の皮膚に寄生し吸血します。
  • 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、日本紅斑熱、ライム病などの感染症を媒介することがあります。
  • 主に、森林や草地等の野外に生息しており、市街地周辺でも見られます。

マダニにかまれないために

  • 野外では、腕、足、首など、肌の露出を少なくしましょう。
    (長袖、長ズボン、長靴、靴下、手袋、帽子などの着用)
  • 虫よけ剤(忌避剤きひざい)を、肌が露出している部分や袖口、足元などにスプレーしましょう。
  • 野外では不用意に座らないようにしましょう。
  • 屋外活動後は、服や体にダニがついていないか確認しましょう。
  • 家に戻ったら、着ていた服は洗剤をいれて洗濯し、入浴して体をよく洗いましょう。

マダニにかまれてしまったら

  • マダニをつぶしたり、無理にとったりしないでください。
    無理に引き抜こうとすると、マダニの一部が皮膚に残り、化膿することがあります。マダニに気がついたときは、医療機関(皮膚科)で処置をしてもらうようにしましょう。
  • マダニにかまれてしまった後、体調に変化があったら、すぐに医療機関を受診してください。その際には、医師にマダニにかまれた旨を伝えてください。

関連サイト

重症熱性血小板減少症(SFTS)に関するQ&A

マダニについて

重症熱性血小板減少症(SFTS)について

「マダニ対策、今できること」のパンフレットがダウンロードできます。

ツツガムシ

写真提供:東京都

特徴

  • 成虫は河川敷や草地、野山などの土中に生息しています。
  • 幼虫の時期にのみ、野ネズミやヒトなどの体表に寄生(吸着)して体液を吸います。十分に吸った後は体表から離れて再び地中に戻ります。
  • 幼虫の体長は0.3から0.7ミリで、薄い赤色をしています。
  • 幼虫は春から初夏、秋から初冬に多く発生し、ツツガムシ病を媒介することがあります。

ツツガムシに刺されないために

  • なるべく肌が露出しない服装(長袖、長ズボン、長靴、靴下、手袋、帽子)を着用しましょう。
  • 虫が嫌がる薬(忌避剤きひざい)を、肌が露出している部分や袖口などにスプレーしましょう。
  • 野外では不用意に座らないようにしましょう。
  • 家に戻ったら、着ていた服は洗剤をいれて洗濯し、入浴して体をよく洗いましょう。

ツツガムシに刺されてしまったら

  • かさぶたを伴った特徴的な刺し口ができます。
  • 発熱、発疹が主要な症状です。このような症状がでてきた場合は医師の診察を受けてください。

関連サイト

ツツガムシ病について

ツツガムシについて

このページの担当課へのお問い合わせ
保健所 生活衛生課 環境衛生係

電話:042-722-7354

ファックス:042-722-3249

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