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町田市


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三島由紀夫展-「肉体」という second language

更新日:2020年1月26日

言葉が先にあらはれて、次に言葉に蝕まれた肉体があらはれた-「太陽と鉄」より

薔薇刑 #25 1961 写真・細江英公

没後50年を迎える現在まで、世界中で読み継がれている作家・三島由紀夫の文学展を開催します。
少年期から類いまれな文学の才能を発揮し、川端康成の支持を受けて戦後文壇に登場した三島は、『仮面の告白』で職業作家としての地位を確立します。初期作品に肉体の存在感が希薄だったのは、生来虚弱であったがゆえに、常に健康への不安と肉体的コンプレックスを感じていたことが影響していました。しかし、30歳でのボディビルとの出会いが、「福音が訪れた」と表すほど大きな変化をもたらします。肉体改造に取り組み、外国語を学ぶように「肉体」と向き合ううちに、他者と自分の現実感覚の一致を確信し、『金閣寺』『鏡子の家』『憂国』などの代表作を次々に発表。作家としての充実期を迎えます。やがて健康を目指すために鍛えられた肉体は、作品にも繰り返し描かれた、三島が心の深部で願う「悲劇」を実現するためのものとなっていきました。本展では、この「肉体」をキーワードに、自筆原稿や創作ノート、書簡などから、三島作品を紐解きます。
また、三島は1964年の東京オリンピックの際に新聞社の特派員となり、開会式や各競技の観戦記を執筆しています。会場内にはそれらを紹介するコーナーも設け、作家の言葉から先の東京オリンピックを回顧します。

  • 会期:2020年1月18日(土曜日)から3月22日(日曜日)
  • 会場:町田市民文学館2階展示室
  • 休館日:月曜日(ただし、2月24日は開館)、2月13日(木曜日)、3月12日(木曜日)
  • 観覧時間:午前10時から午後5時
  • 観覧料:無料
  • 特別協力:山中湖文学の森・三島由紀夫文学館
  • 監修:佐藤秀明(三島由紀夫文学館館長)

プロフィール

三島由紀夫(みしま・ゆきお)1925-1970
東京生まれ。本名・平岡公威(ひらおか・きみたけ)
東京大学法学部卒。学習院中等科在学中の16歳で『花ざかりの森』を発表し、文壇から注目される。主な小説に、『潮騒』(第1回新潮社文学賞)、『金閣寺』(第8回読売文学賞)、『豊饒の海』四部作、戯曲に『鹿鳴館』、『サド公爵夫人』など。

主な展示資料

愛用の剣道着(三島由紀夫文学館蔵)

『仮面の告白』限定本(1971/講談社)、『黒蜥蜴』限定本(1970/牧羊社)(いずれも三島由紀夫文学館蔵)

関連イベント

2月9日(日曜日)、3月1日(日曜日)に予定しておりました映画上映会は、諸般の事情により中止いたします。上映会を楽しみにしていた皆さまには、心よりお詫び申し上げます。

阿南京子朗読会、三島由紀夫「橋づくし」

藤田三男トークイベント「担当編集者からみた三島由紀夫の一面」

三島由紀夫展「肉体というsecond language」展示解説(ギャラリートーク)

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担当課:
町田市民文学館ことばらんど
電話:
042-739-3420
FAX:
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所在地:〒194-0013、東京都町田市原町田4丁目16番17号